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がん患者グループ ゆずりは は、平成8年に地域を限定せずに、がん部位の違いをこえて誰でも参加できる、開かれた自助グループとして発足しました。
モットーは、一人ひとりが常に満たされた日々を過ごせるよう、支え合いのお手伝いをすること、そして一人でも多くの方に支え合いの輪に入っていただくことです。
このホームページを通してゆずりはの活動をご理解していただき、皆様方のご意見を反映してグループの輪を一層広げていければと望んでおります。
代表 黒田裕子
第16期を迎えてのご挨拶
〜一層広がりのある活動を目指して〜
平成23年5月15日
皆様お元気でございますか。1年の早いこと、また新しい年度を迎えることのできたこと、この実感をかみしめている所です。こうしてこの年を皆様とご一緒に迎えられたことは皆様と共に新たな年月を生ききっていることになります。
この1年間、皆様のご支援のもとに新しいお友達をお迎えして、多くのことを語り合うことができたことをとても嬉しく思っています。“ゆずりは”の基本方針でもあります「お互いが支えあい、助け合う輪」が大きく膨らんでいることに心より感謝しています。
新しいメンバーが増えることで、新鮮な考えを導入することができます。常に新鮮な空気の元に分かち合うことが出来ます。
2011年度は、日本のがん行政にとって画期的といわれている「がん対策基本法」に基づいて策定された「兵庫県がん対策推進5カ年計画」の実行の4年目に入ります。この計画は、@がん受診率の向上、Aがん拠点病院を中心とする医療機関の整備と切れ目のないがん医療、Bがん登録とがん研究の推進によって、がんによる死亡者を25%低減するというものです。この計画の一端を“ゆずりは”も協力しています。がん検診啓発事業においては、多くの市町村及び大学の授業にまでも出かけて協力していただいています。学生達は、がん患者の生の声を聞くことで、新鮮な気持ちでそして、新たな何かを掴んでいるようです。
若い時代を担っていく人々に聞いていただける機会を設けてくださっている大学に感謝です。これから薬剤師になろうとしている学生にとっては、衝撃的な部分もあるかもわかりませんが、それを糧にして新しい薬の開発もしてくれることを願いたいものです。
“ゆずりは”は、今年で16年目を向かえることになりました。早いです。医師達とともに立ち上げたあの日のことが脳裏をよぎっています。この“ゆずりは”を立ち上げた時には、がんと言う言葉を口にすることを危惧された時代でもありました。でも、いまは、多くのがん患者自らが勉強をされ、多くの知識を得、当団体の理念でもあります「会員同士が支えあい助け合うことで 一日一日を大切に 有意義な満たされた日々を過ごせるように」という状況になりました。“ゆずりは”のような会は珍しいといわれた頃からこの会を温めてまいりました。今では、“ゆずりは”を公的に認めていただけたことにとても感慨深いものがあります。
今年は、災害対策においても取り組む計画をしています。3月11日に起きた東日本大震災においても苦しんでいるのは、在宅療養していらっしゃる方々です。どんなときでも安全・安心・快適に過ごせるようにと「災害時要援護者の災害時マニュアル」の作成を手がけています。このように時代々々の先取りが出来るように、みんなの手で新しい何かを常に取り入れることが出来たらと考えています。そのためにも、皆様お一人おひとりのお力添えをいただきたく思っています。
まだまだ継続させなければいけないこの“ゆずりは”をどうぞ皆様方の手で支え、また助け合っていただけることを願って新年度のご挨拶とします。