'05.6/5 タニタニ

運動靴に履くワラジ製作で、いちばん簡単なのはナイロンわらじのつま先部に適当にチチワをつけて、靴紐を通すようにしてつま先部が左右にずれないように
すればいいのですが、ここはひとついちから作ってみましょう。
昔おばあさんから夜なべにわらぞうりの編み方を教えてもらいました。まずは、土間でわらを叩いて柔らかくすることから始めます。
そうすることにより、わらは強くなり折り曲げてもちぎれなくなります。
不思議ですね。
そういえば諸先輩方と同じように、この歳になればわらわ(わたくし)も叩かれて少しは柔らかく強くなって来ました。静かな土間
でわらを叩きながら、"我思う、ゆえにわらあり"いやいや、"わら思う、ゆえに我あり"/デカルトでしたかねえ。
(主観的観念論だから前記の方が正しいのかな??)
"食うモンなんて金出せば買えるんだから"ってなわけで大事にされていない日本農業。米はわらの先に出来る実である事も知らん若者
も居るんじゃないやろうなあ?
今時わらなんて米作農家か、そこに知り合いがいるような人じゃないと手に入らないと思いますので、今回はわらの替わりに手に入
りやすいナイロン紐を使いますが、出来たらわらでやってほしいな、またちがった味が感じられると思います。
作り方

- 1.まず、図−1の様に靴の形を厚紙に取り、靴先とチチワの位置に印をつけます。
- 2.わらぞうりはまず骨となるわら縄を編むことから始めますが、ナイロン紐はすでに編んでいますので2重に編んだ後、図−2の様にして骨組みを作ります。
- 3.図−3の様に末端の編み始めを骨組み紐に縛ってから骨組み糸に交互に通し、型紙に合わせて編んでいきます。途中で2cmくらいののチチワを作ります。
- 4.足形の長さまで編んだら骨組み糸の末端を引いて(図−5)編んだ紐を締め上げ、止め結び(図−6)します。
- 5.図−6の様に、靴先部に編み紐を追加すれば完成。
- 6.あとは、靴を履いて図−7と写真を参考にして締め付けてください。
1)骨組み紐 : 約3m(二重に編んで)
2)本体編み紐 : 約24m
3)靴先編み紐 : 約1.8m
合計 約32m
⇒ 一足分 約65m
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