旅の報告 エクアドル (2009年12月)                                (表紙に戻る
Index
* 経路
* 日程
* 宿泊したロッジ
* レポート

* リンク集
経路
行き アメリカン航空:東京→ダラス→マイアミ→キト
帰り アメリカン航空:キト→マイアミ→シカゴ→東京

日程 訪問地 ロッジ
12月19日〜23日 アンデス西側:アランビ アランビ ロッジ
12月23日〜26日 アンデス西側:ミンド サーチャタミア ロッジ
12月26日〜28日 アンデス東側:グアンゴ グアンゴ ロッジ
12月28日〜31日 アンデス東側:サンイシドロ サン イシドロ ロッジ
12月31日〜1月1日 キト ヒルトン コロン キト ホテル
1月1日〜2日 シカゴ ヒルトンシカゴオヘアエアポートホテル

宿泊したロッジ                                                         (写真に戻る

1) Alambi Cloud Forest Reserve
entrance of alambi9年ぶりのエクアドル旅行。旅程もロッジも、ウェブサイトやトリップレポートを参考に、現地旅行社Ecuador Nature Expeditions のCrisと相談しつつかなり早いうちに決めていた。昨年4月、♪鳥くんこと永井真人さんがエクアドルに行っているとの事を知り、帰ってきた直後の彼に連絡していろいろ貴重な情報をいただいた。その中の一つがこのロッジ。
我々がいろいろと検索して調べた中では、全く出て来ず知らないロッジだったが、♪鳥くんが「ハチドリを見るならここがベスト」と推薦してくれ、直ぐにウェブサイトで見てみた。そうしたら、我々が最も好むタイプ、つまり少人数(最大で6名)しか宿泊できない小さなロッジ、食事も手造りで美味しいらしく、朝食や昼食は外のテラスで楽しむ事ができ、テラスの目の前にハチドリが飛び回る。さらに、キトから比較的近い場所にあり、夜空港に到着してから、そのまま行く事ができる。前回のキトで、いきなりガラパゴスからキトに飛んできて、標高差(キトはalambi lodge2800メートル)のため、高山病の症状で少々きつかったので、今回は空港到着後そのまま低地に移動したいと思っていた。
ロッジの紹介を見て即決。直ぐに連絡を取ったら、直ぐにロッジで実質的にマネージメントをしているJairo(ハイロ)から親切な返事があった。3食付で十分安い値段。さらに夜遅くても空港までの送迎もしてくれるとのこと。
日本からの長旅の後でノンビリしたい我々は、ここに4泊することにした。

夜10時過ぎ、キト国際空港に着いてイミグレーションを通り外に出ると、Jairoが待っていた。彼の父親Jorgeが運転するクルマで、約1時間15分、ロッジに到着した。
ここは、Jairoとその両親の3人で運営している。オーナーはJairoの親戚。元々、ある船長が建てた家だったとのこと。客は4日間我々だけで、まour roomるで別荘にいるかのような贅沢な雰囲気を味わえた。
6人しか泊れないため、バードウォッチングツアーのグループの滞在は無理と思われ、基本的に少人数の我々のような客が利用するロッジ。ハチドリのフィーダーや周辺のトレールでの鳥見のために、バーダーのグループが訪問する事が多いようである。

Jairoはとても英語が上手く、コミュニケーションは全く問題なかった。彼はまだ27歳で、3月に結婚すると嬉しそうに話していた。とても親切に対応してくれ、我々も安心して4泊快適に過ごす事ができた。
Jairoの母親であるMariaが作る料理は、とても美味しい。本当に料理が好きなようで、楽しんでニコニコしながら作っている。
レモングラスなどのハーブティも、庭からつんできて作ってくれる。そして、毎回違ったフルーツのフレッシュジュースも素晴らしい。特に初めて飲んだempanada as breakfast、ツリートマトのジュースがベストだった。時々おやつのフルーツも持ってきてくれる。
南米の朝食の定番、エンパナーダは我々の大好物。先にそのことを伝えておいたら、早速最初の到着から登場し、大喜びでいただいた。目の前にはハチドリが飛び、外の空気に触れながら、美味しい朝食をゆっくりと味わう、最高の幸せであった。
英語はJairo以外はしゃべれないのだが、数少ないスペイン語と笑顔をボディランゲージで、Mariaともすっかり仲良くなった。ちなみに彼女は、かなりの笑い上戸で、一度笑い出すと止まらなくなり、またしばらくして思い出してはゲラゲラ笑っている。我々とのやり取りや反応に対して笑っているのだけど、こちらも巻き込まれて、滞在中とても楽しく過ごす事ができた。

部屋は3部屋あり、我々の部屋のみプライベートのバスルームがある。さらに庭に面したバルコニーもあり、そこからもバードウォッチングを楽しむ事ができる。標高は1400メートル位で比較的涼しい。唯一不都合な点は、熱いシャワーが出なかったこと。でも昼間に入る事で対応できた。
やはり雲霧林なので、霧も多く雨も降る。しかし、雨の日でもハチドリは活発に飛び回るし、テラスでノンビリしているだけで、十分楽しめ、あっと言う間に2時間とか経ってしまう。

自然の中にポツンと存在する、家族で仲良く楽しく運営している、家庭的な雰囲気の素晴らしいロッジ。ぜひ再訪し、ハチドリを楽しみつつ、Mariaの料理をいただきたい、と願っている。


2) Sachatamia Lodge
main building最初に迷ったのは、アンデス西側でのロッジを何処にするか、という事。候補として、最も有名なTandayapa Lodge, さらに多くのバーディングツアーで利用されているBellavista Lodge, それから今回宿泊したSachatamia Lodgeの三つに絞った。その中で、Sachatamiaが場所が便利で部屋も快適、食事も美味しいとの評判があり、また、楽な鳥見しかしようとしない不真面目なバーダーである我々にとっては、バーダー専門ではなさそうなこのロッジが良いだろう、との判断から、ここに決めた。Crisや、ガイドのWilliamも薦めてくれたし、今回大変参考になったイギリスのMason氏のトリップレポートでも、褒めてあった。Mason氏に問い合わせてみたら、直ぐに親切な返事があり、TandayapaやBellavistaより良い点を教えてくれ、部屋も3階のスイートルームがベストとのこと。
早速Crisに連絡を取り、この部屋を確保するようお願いした。

このロッジは、メインビルディングに3階のスイートを含めて5部屋、後はキャビンが敷地内に点在している。
メインビルディングは、レストランが1階にあり、客が多くなると夜うるさくなるが、雨の時でも濡れずにレストランに行け、この周囲が最も鳥たちが集まる場所なので、いながらにして鳥見が出来、我々にとってはベストな部屋だった。特にこの部屋の窓の外にある木に次々に鳥たちがやって来て、部屋のソファに座ったりベットに寝転んだりしなdinnerがら、楽しく鳥見ができる。天気が悪い時も、部屋の窓から眺めたり、1階まで下りて、建物外の屋根の下にあるソファに座ってフィーダーに集まるハチドリをゆっくり観察できる。
部屋はとても広く、大きなソファもあり快適。このフロアには一部屋しかないので、ある意味独占状態ではある。ただ、よく写真で紹介されているソファがいくつも並びテレビがある場所は、部屋の一部かと思っていたら、共有部分であった。宿泊客が少ない時は良いが、テレビを見る人がいたり、ここでグループで談笑したりする人がいると、うるさくなる場合もある。
最後の日はクリスマスで宿泊客が多く、2階の部屋にも人が入り我々のいる3階フロアの共有場所で電話をしたりする人がおり、少々うるさくもあったが、それまではメインビルディングの宿泊客は我々だけ(多くの客はキャビンの宿泊を好むようである)だったので、とても静かで快適であった。

ここは、スタッフに英語の上手い人がいなかったため、少々コミュニケーションに難があったが、料理も美味しく、敷地内のトレールも広くて歩き易く、楽しく過ごす事ができた。
このロッジのウェブサイトに、あまり鳥のことが書かれていないので、ハチドリも、どの程度見れるか判らなかったが、到着して驚いた。Alambiよりも広範囲にフィーダーが設置されており、それらに物凄い数のハチドリがやって来る。種類も多く、雨がちだった滞在中、ここでも飽きずに何時間もハチドリを眺めていた。
our room this is not our room, but common space


3) Guango Lodge
entranceこのロッジは、次に宿泊するSan Isidro Lodgeと同じ経営で、こちらが新しくできた。ハチドリ(特にクチバシが異常に長いSword-billed Hummingbird)で有名で、ぜひ宿泊したいと思っていたロッジだった。
ただ、とても不思議だったのは、欧米のトリップレポート等を見ると、まずほとんどの人がここに宿泊していない。ここは数時間立ち寄るだけで、宿泊はSan Isidro Lodge というのがほとんど。
とても良さそうなロッジと思えるけど、どうして皆泊らないのだろう、部屋が良くないとか何か問題があるのか、疑問だった。何人か、ここに泊った人たちに訊いてみたら「ちょっと部屋が狭いけど、食事も美味しいし、快適だった。」との説明で、安心しつつも何となく疑問が残ったまま、いざ到着した。

部屋は、メインビルディングの1階がレストランでその2階に6部屋、さらに離れた場所に2部屋のキャビン。
main building我々は2階の一番端の部屋で、その横はソファがあるオープンスペースになっている。滞在中の2泊3日、客は我々だけであったため、このオープンスペースも独占状態だった(翌日からはアメリカ人の12名の団体が入ると言っていた)。この高さからだと、下に飛んでくるハチドリを違った角度から見ることもでき、とても良い観察ポイントだった。
部屋は、確かに他のロッジの部屋に比べて幾分狭くはあるけど、使い勝手もよくとても快適。
食事もとても美味しい。今回の旅で、どこのロッジでも食べ物はとても美味しく、スープからデザートまで十分楽しむ事が出来たが、今回泊った中で、我々の好みの点から言って、ここの食事が一番だった。下の写真のデザート、Tree Tomatoは抜群。
設備で一つだけ足りなかったのがシャンプー。これは次に泊ったサンイシドロも同様でした。
our room
ロッジからは、少々上り下りはあるが、歩き易いトレールが川沿いに続いている。もちろん鳥も多いが、ここを歩くだけでもとても気持ちが良い。今回とても残念だったのは、2泊だけで、しかも2日目は高山地帯(パラモ)のアンティサナに一日かけて行ったため、ここでノンビリ過ごす時間が少なかったこと。ゆっくりノンビリ、このトレールをもう一度歩いてみたいと思う。

どうしても、多くのトリップレポートで宿泊が少ない点に惑わされ、さらにこのロッジの写真を誰も紹介していないため、いったいどうなんだろう、と2泊だけにした点が悔やまれる結果となった。エクアドル再訪の際には、ぜひもう一度宿泊したいロッジのNo. 1となった。
dinner dessert: tree tomato


4) Cabanas San Isidro
entrance欧米のバーダーにとって、アンデスの東側では最も有名なロッジ。バーディングツアーでは、ほとんど使われているのではないだろうか。そのためか、今回の旅で初めて、バーディングの団体客と一緒になった。

部屋は全てキャビンであり、全部で11部屋(12部屋かもしれない)。我々の部屋はそのNo.11で最も新しく建てられた、と言うか、未だ完全には出来上がっていない部屋だった。当初、これまたトリップレポート等の情報から、ここではNo.1とNo.2の部屋がベストと紹介されており、我々もそこをリクエストした。ところが、残念ながら、そこは団体客が入っており、確保できず、建てたばかりのNo.11を確保した、とのこと。ここはかなり年数の経ったロッジだし、新しい部屋もいいだろう、と我々も納得してロッジに到着し、部屋に案内された。ここでも、いろいろな情報で想像していたのと、実際行って見るのとでは大違い。
our cabin結果的に、このNo.11は我々にとってベストの部屋だった。
まず、この部屋だけメインの建物(レストラン)の直ぐ横にあって、雨のときも濡れずに行ける。さらに他のキャビンは2部屋ずつ一棟だが、ここだけは1部屋。他の部屋は、メインの建物まで二百メートルほど、夜は暗い道を歩く事になり、雨が降ると面倒でもある。ただし、キャビンが集まる場所には展望用のサロンがあり、ソファがあり、さらにワイン等の飲み物もあり、設備は整っている。バーディングの団体客には皆で歓談することもでき、この一角がよいと思われる。
一番鳥が見れるのは、レストラン横の林のところ、と紹介してあるが、実はこの部屋No.11がその林に面しており、部屋の入り口のところに椅子を置けば、最高のバードウォッチングポイント。他の人たちが朝この辺りにやって来て、道のところから立って一生懸命鳥見をしているのを横目に、我々だけは部屋にあるコーヒーメーカーでコーヒーをいれて、椅子に座ってノンビリ鳥見という贅沢感。
our room新しい部屋だけに、未だハンガー等がなくて少々不便な点もあったが、ベストなポジションにある部屋で、快適に過ごせた。

ここは食事も美味しいと評判のロッジ。毎回の食事から、ランチボックスまで美味しくいただく事ができた。オーナーのCarmen、彼女の母親がメニューを考えているとのことで、最後の日の昼食には、ガイドのウィリアムがしきりに美味しいと言っていたデザート、ペッパーアイスクリームが登場した。その前に食べたエンパナーダからこのアイスクリ−ムまで、美味しい食事を食べて満足。
スタッフもとても感じがよく、笑顔で対応する、素晴らしいロッジである。

トレールもあるが、アップダウンが多いようなので、我々はロッジの外の道路で鳥見をした。ここは大変歩き易く、滞在中何回か歩いてみたが、鳥の種類も多く、幸い天気もよく、楽しい時間を過ごす事ができた。
dinner dessert: pepper icecream

5) Hilton Colon Quito Hotel
view of old town, from our room 前回9年前にも宿泊したホテル。新たにタワー部分も完成して、ホテルが大きくなり、部屋もきれいになっていた。
宿泊したのが大晦日で、周囲は新年を祝う人たちで大賑わいだったが、我々は部屋からその風景を見物させてもらった。夜中もそれほどうるさくなく、しっかり眠ることができた。
大晦日の特別サービスで、宿泊客にお菓子のプレートが配られ感激。これは本当に美味しかった。

部屋は広くソファもあり、とても快適。朝食も美味しく、エクアドルでの食事は最後まで楽しむ事ができた。
このホテルから空港までは15分ほど。無料のシャトルバスが用意されており、利用させてもらって、快適にエクアドルの旅を終える事ができた。
キトでの宿泊には、最適のホテルと思う。
our room new year eve special service

レポート                                                             (写真に戻る

antisana volcanoエクアドル到着まで :

9年ぶりの4回目のエクアドル、これまではガラパゴス中心で行っていましたが、今回はハチドリをメインに、アンデスの西側と東側に行く旅。
前回、コンチネンタル航空のせいで酷い目に会い、しばらくエクアドルへ行く事を控えていましたが、アメリカン航空でずっとコスタリカやベネズエラなど、中南米の旅を続けて、アメリカンであれば問題ないと確信し、エクアドル行きを決めました。何と言ってもハチドリの種類が多く、どうしても行きたくなった。
行くに当たっては調査が必要、と、ロッジのウェブサイトや欧米の人たちのトリップレポートなどを調べている内、イギリスのDavid Mason氏のレポートを見てびっくり。前回アマゾンのカパウィで我々のガイドをしてくれたWilliamが写真入で紹介されている。早速、Mason氏に連絡を取ってみたら、Williamのメーflowers in alambiルアドレスに連絡すると良い、彼はとっても素晴らしいガイドだった、との返事。カパウィでも本当によく気を使い、素晴らしい知識、目と耳の良さで、我々を楽しませてくれたWilliam。これまでの数多い旅の中で、我々がベストのガイドと絶賛していたWilliamがもしガイドをしてくれるようなら、絶対に楽しく素晴らしい旅になる、と思いつつ、彼に連絡を取りました。
直ぐにWilliamから、我々の連絡をとても喜び、ぜひガイドをしたいと返事があり、計画は加速。
当初、7月に行こうかと考えたのですが、Williamが7月いっぱいイギリスに行くため不可能となり、12月に決定。
Mason氏のレポートでNeblina Toursという現地旅行会社に頼んで、Williamがガイドとなったと書かれており、また、他のレポートでもこの旅行会社でとても良い旅が出来た、と報告されていたので、我々もそうすべきか、とWilliamに訊いてみました。
town to Antisana彼は、「Neblina Toursは自分も、専属ではないが、ガイドの依頼を受けて仕事をしており、とても良い旅行会社である。ただ、あなた方には自分の友達が始めた会社を紹介したい。オーナーのCrisは日本が好きで、日本語も少し判る女性で、二人と言う少人数の手配ならCrisが良いと思う。きっと一生懸命やってくれるはずだ。」と、推薦してきたので、そのEcuador Nature Expeditions にお願いする事にしました。
Crisは本当に細かい事まで嫌がらず、我々の旅を最良のものにするため、しっかり手配をし、各ロッジにも手間を惜しまず連絡を取ってくれて、我々の旅を見事にアレンジしコントロールしてくれました。
view from our room of San IsidroCrisにとっては、日本人の旅行を手配したかった中で、我々は最初の日本人客となり、とても嬉しく張り切って手配を行ったとのこと。またこの後、別の日本人客からも依頼があったらしく「あなた方が幸運を運んでくれた。新たに日本人のグループから依頼があり、手配する事になった。」と喜んでいました。
ウィリアムが最後の日に言うには、「あなた方の滞在中、Crisは4回も私に電話をかけてきた。あなた方が楽しんでいるか、困った事はないか、ずっと気にかけている。彼女は自分の顧客に対して、とても気を使ってケアしようとする、そんな人なんだ。」

当初7月で計画していた旅の予定が12月になり、また新たにアランビロッジに直接手配をしたり、と少しずつ旅程が変更されていroad to Quitoき、最終的には、アランビロッジの最後の日Williamが迎えに来て、そこからガイドをする。ただしクリスマスであるため、我々がSachatamia Lodgeにいる2日間だけはWilliamは家族とクリスマスを過ごしてもらう、そしてSachatamiaに迎えに来て、そこからアンデス東側にいる間、最後までWilliamが同行する、となりました。

キトまでは、ダラスとマイアミで2回乗り換えて同日中に到着。少しきつい日程ではありますが、マイアミーキト間のフライトが夜2便(19時着と21時半着)しかなく、アメリカで一泊しても時間がもったいないため、一日で辿り着く日程としました。
各フライトは遅れもなく、大きなトラブルもなく、無事キトに到着。
イミグレーションを過ぎて、無事アランビロッジのJairoと会い、標高2800メートルのキトから1400メートルのアランビへ向かいました。


terrace alambiアランビ :

入り口にはHammingbird Paradise と書かれています。
ロッジの紹介で書いたように、元々住居だった家をそのままほとんど改造せずに使っている。まるで自分の家のようにリラックスして4泊過ごす事が出来ました。

到着したのが夜の12時近く。とにかくそのままベッドに入り、翌朝起き出すと、早速ハチドリたちが飛び回っている。早速カメラを持ってテラスへ。Brown VioletearSparkling VioletearFawn-berasted Briliantに美しいEmpress Brilliant、とても可愛いAndean Emerald、そして色鮮やかなGreen-crowned around the lodgeWoodnymphなど、初めてお目にかかるハチドリたちが我々を歓迎してくれます。長い尾羽が美しいViolet-tailed Sylphも初めて。今まで数回しか見たことがないWhite-necked Jacobinもここでは常連さん。ただここでじっと見ているだけで、とても幸せな気持ちになります。
これまでコスタリカ、パナマ、ベネズエラでもハチドリに会いましたが、これだけいろいろな種類に、多数一時に出遭った事はありません。思わず「ホントにここはパラダイスだ!」と叫んでしまいました。

view from lodgeそうしている内に、とても美味しそうな香りが漂ってくる。大好物のエンパナーダ!朝食が我々の元へ運ばれてくる。この時の写真を見てみると、我々二人とも本当に大喜びの子供のような表情です。
数時間、ここで幸せな時を過ごしていたかもしれません。Jairoの「トレールを案内する」と言う言葉に我に返って、彼の案内でアランビ川に沿って続くトレールに行ってみました。
距離も短く、アップダウンも少ないのですが、若干滑り易くところどころ狭い箇所もある。我々にとっては少々苦手なタイプのトレールでした。Torrent Tyrranuletprivate road of the lodgeをみる事が出来た程度。やはりハチドリやロッジの周囲に来るTanager類とかの方が好みなので、川の方には数回途中まで行ってみたくらいでした。
鳥が多いのはロッジの庭と、建物から入り口までの私道の辺り。歩き易いのは、ロッジの外の広い道。ハチドリ観察以外のときは、そんな場所をウロウロして楽しんでいました。

テラスでハチドリ観察が多い我々。Mariaは時々おやつも持ってきてくれます。庭に生っている珍しいフルーツ、美味しいフレッシflower in Alambiュジュース。ついつい食べ過ぎてしまいます。
午後になって子供の声がしました。別の客が来たのかと思ったら、Jairoの姪、つまりMariaの孫が遊びに来たとのこと。何処の子供も同じで、最初は恥ずかしそうに何もしゃべらず、その内遠巻きにしてこちら(きっと彼女にとって初めて見る人種なのでしょう)を観察。そしてだんだん距離を近づけてくる。
慣れてくるともう大変。スペイン語しかしゃべれない5歳のEuniceは、我々に一生懸命スペイン語を教えてくれました。動物の名前を当てさせるゲーム。その鳴き真似がとても上手い。発音も根気よく何度も教えてくれます。彼女のOKが出るまで何度も言わされる。とても素晴らしいスペイン語の教師でした。
彼ら家族はとても仲良く、信頼しあってロッジを運営しています。一緒にいる我々も家族の一員になったようで、リラックスして過ごす事ができました。

alambi riverハチドリ観察は、ハチドリたちともっと触れ合いたいと、ついには地面に座り込んで、眺めていました。そうすると周囲を飛び回る。かなり近くを飛んでくるので、ぶつかって怪我した人はいないのかなあ、とJairoに訊いてみたら、それは聞いたことがない、と笑っていました。きっと凄いスピードで近距離を飛び回るハチドリにとって、人間の動きは止まっているように見えるのでしょう。

ほとんどこの敷地内から出ず、ノンビリしてはいたけども、とても充実しハチドリを堪能した我々。次の目的地へ向かうべく最後の朝、Williamの迎えを待っていると、突然大きな茶色い鳥が目の前に飛んできて、Jairoの横をかすめて飛び去りました。何とCock of the Rock !! 雌でしたが、最後に我々を見送りにやって来てくれたようです。
Williamは時間通りにやって来て、Jairoと Mariaに見送られながら、楽しすぎたアランビを後にしました。


view point on the roadサーチャタミア :

この日は一日Williamにミンド地域をバーディングガイドしてもらうことになっていました。選んだのはMilpe Bird Sanctuary。本当は早朝暗い内に出発し・・・となりますが、楽を望む我々は、ゆっくりアランビで美味しい朝食を食べて8時過ぎに出発。まあ、焦る事もないとWilliamも「直ぐに向かうのもいいけど、景色の良いところに行ってみる?」。そっちに向かいました。ずっと未舗装のガタガタ道。地図で見ても判りにくかったけど、この辺りで有名なTandayapa lodge は、アランビの比較的近くにありました。その横を通り、さらにBellavista Lodgeの敷地内にも道は続く。このロッジはかなり高所にあるようで、幹線道路からは一番行き難い場所にあるようでしたが、その分自然は素晴らしいのでしょう。敷地も広くこの辺りでは一番利用されているロッジのようです。このthe garden of lodge敷地内のポイントが一番景色がよいとのことで、クルマを停めて行ってみました。残念ながら天気が悪く景色は楽しめず。直ぐにクルマに戻って、まず荷物を置くためにサーチャタミアロッジに向かいました。

サ−チャタミアロッジは、幹線道路からちょっと入ったところにある便利な立地。ウェブサイトを見てもあまり鳥のことが紹介されていないので、過大な期待はしていませんでしたが、到着してメインビルディングのところに行ってびっくり。ハチドリが多い!建物の表と裏に多数のフィーダーが設置されており、全てにいろいろなハチドリがやって来る。アランビ以上に凄い数!と思いました。
いきなり、Tawny-bellied Hermit が飛んでくるし、Violet-tailed SylphBooted Racket-tailの数はアランビよりはるかに多い。そしてここで一番印象的なVelvet-purple Coronetなど、フィーダー付近は盛りだくさん。荷物を置くだけのつもりがいきなりハチドリ観察になってしまった。

Milpe Bird Sanctuary と Mirador Rio Blanco:
entrance of Milpe Bird Sanctuary本日はMilpe がメイン。WilliamとMilpe Bird Sanctuary に向かいました。ロッジからクルマで20分ほどで到着。ここでは、ハチドリとマナキンに期待していました。ハチドリは、Green Thorntail の多さにビックリ。フィーダーに集まっていました。コスタリカでは雄雌一羽ずつを必死で追いかけましたが、ここでは群れてる。
期待してたマナキン、Club-winged Manakin は、ちゃんと登場してディスプレイも見せてくれました。残念ながらこの鳥は高いところにいることが多いらしく、目線でみることは出来なかったし、写真も取れなかったけど、Williamがテレスコープを使ってじっくり見せてくれました。
トレールを一周し、Pale-mandibled AracariCrimson-rumped Toucanet等も見た後、入り口のところで昼view from Mirador Rion Blanco食となりました。再度ハチドリ観察した後、今度は鳥見で有名なレストラン Mirador Rio Blancoへ。ここからの景色は素晴らしかった。さらにコーヒーを飲みながらフィーダーに来る鳥たちを観察しました。
そうこうする内に段々雲行きが怪しくなってきた。ロッジに戻る頃には雨が降り出し、Williamにロッジのトレールを案内してもらう予定が、とても無理になってしまいました。そのため、急遽ハチドリとメインビルディング付近に集まる鳥観察に変更。雨だから鳥たちも雨宿りできる場所に集まるのか、Golden Tanager, Flame-faced Tanager、アラカリやウッドクリーパーなど, 次々近くにやってきます。
この日は、Williamと夕食を共にし、彼はクリスマスを家族と祝うべく、帰って行きました。これから丸二日間はロッジ内でトレールを歩いたり、ハチドリ観察に明け暮れる事となりました。


rainbowこのサーチャタミアロッジで有名なのは、Toucan Barbetがとても見やすいところに現われること。滞在中の朝、毎日登場。最初の二日間は霧が多くボンヤリとしか見えませんでしたが、出発の朝はやっと天気が回復し、はっきりと見ることが出来ました。また、部屋の窓の外の木には、Flame-faced, Beryl-spangled Tanager, Blue-winged Mountain Tanager, Squirrel Cuckoo, Glossy Flowerpiercer などがやって来て、雨の日も全く飽きることなく、楽しい滞在でした。
flower with hummingbirdトレールは広くしっかりした歩道になっていて歩き易い。今回はガイドがいなかったこともあり、多くの鳥を見ることはできませんでしたが、蘭の種類も多いようだし、何より気持ちよく歩く事が出来ました。トレールのスタート地点の森の中で出会ったOrnate Flycatcherはとても可愛らしく印象的でした。

ハチドリは本当に数も種類も多い。Violet-tailed SylphBooted hummingbird, my friendRacket-tail、White-bellied Woodstar, Empress Brilliant, Wedge-billed hummingbird, Brown Inca, Purple-bibbed Whitetip, Andean Emerald など、ひっきりなしにやってきます。
しかし一番印象的だったのは何と言ってもVelvet-purple Coronet。水浴びをみせてくれたり近くを飛び回ったり、何か友達になった気分。
ある時、Violet-tailed Sylphがとても良いポーズで葉っぱのところに留まっていたので、カメラを構えてシャッターを切ろうとしました。そうしたら、その指のところに何かが留まった。
その姿勢で見ることが出来ないので「ハチドリが手に留まったみたい!」「あ、凄い!カメラに留まってる!ちょっと待って、写真、写真!」。残念ながらこの時は間に合わず。
ところが直ぐに首の後ろの襟のところに・・・留まった。無事証拠写真が撮れました。
ハチドリ好きとしては、最高に幸せなひと時でした。
trail of lodge flower after the rain


グアンゴ :

monument of equatorアンデスの西側から東側への移動。途中赤道を示す場所を通り、ここで一応記念撮影とクルマを下りたら、ここでもいました、ハチドリが。キトの都市部に近いところでよく見かけられるGreen-tailed Trainbearer。もちろん初めての遭遇です。
続いて、キトの街中でお土産を購入。エクアドルで有名なスーパー、Mega Maxiに寄ってもらいました。近年発達したチェーンのスーパーですが、エクアドルで最も成功した企業とか。店内はとてsuper market Mega Maxiも広い。アメリカの大型スーパーのような広さに品数も豊富。コーヒー各種とバナナチップ、チョコレートなどを買いました。
コーヒーはコロンビア産が美味しいと聞いていましたが、やはりエクアドルに来たからにはエクアドル産を、と数種類購入。バナナチップはコスタリカで食べて病み付きになり、エクアドルでも買ってみました。我々の感想としては・・・・、エクアドル製が一番美味しい。さらにユカイモチップなども買ってみたけど、どれも全て美味しい。日本やアメリカのポテトチップのように油っぽくなく、とても食べ易いし味も良い。安いし、これはお土産にベストです。
guango lodgeキトの町を通って、4000メートルの高地パパラクタに向かいました。天気が良ければここで鳥見の予定でしたが、残念ながら雨が強く、そのまま次の目的地グアンゴロッジに到着。

ここに来たら、天気も回復。遅いランチを食べ始めたら、早速ハチドリの登場。ここで有名な、クチバシが異常に長いSword-billed Hummingbirdが現われました。今回の旅で最も見たかった鳥に、簡単にしかも間近で出会えました。ここは西側とはまた違ったハチドリたちに出会える。アランビやサーチャタミアほどには数は多くないけど、次々にいろいろな種類のハチドリが登場。長い尾羽が美しいLong-tail Sylph, お腹の茶色が目立つChestnut-breasted Coronet、Buff-winged Starfrontlet, Collard Inca, White-bellied Woodstar, そして喉のピンクが特徴のTournarine Sunangelと、短時間で、次々にこれまでと違ったハチドリたちと出会えました。

trail of lodge天気が良いので、早速Williamのガイドでロッジの周辺を歩き始めました。川に沿ったトレールは多少の上り下りはあるけど、歩き易く、視界も開けていて景色も良い。この日はそれほど鳥は多くなかったけど、ここの川での目的の鳥、Torrent Duck White-capped Dipperは、さすがにWilliam、ちゃんと見つけてくれました。ここは、自分達だけで歩きに来てもよさそうな気持ちのよいトレール。草原が続く広い道(というか、多分元々は牧草地)、川に沿った細いトレール、ロッジ建物のそばの細いトレールなどがあり、とても楽しい。ロッジから直ぐ近くの高いポイントからは景色も良く、また鳥も多く、別に歩かずにここでじっとしていても面白いかも、と思える絶好のポイントです。車道をはさんで反対側の丘のところにもトレールがあるようですが、ちょうど雨が降り始めたため、今回は歩きませんでした。次回はぜひ行ってみたい。

riverside翌日は終日Antisanaへ行き、たった二泊しかしなかったことを後悔しつつ出発の朝、Inca JayTurquise JayCinamon Flycatcherなどがロッジの周囲に現われました。朝食を食べたあと、もう一度初日と同じトレールを歩いてみたら、ロッジの直ぐそばでタナジャーが続けて登場。どれも美しい色合いの、Blue and Black Tanager, Lacrimose Mountain-tanager, そしてこれがこの日のメインと言えるScarlet-bellied Mountain-tananger。川のところでは、Torrent Duckの雄と雌両方を見、最後に、Williamのテレスコープを使っての観察ではありましたが、Gray-breasted Mountain-Toucan を見ることが出来、楽しいグアンゴの鳥見散歩も終了。
次はサンイシドロでクルマで1時間程度。最後にゆっくり昼食を食べ、ハチドリたちとの別れを惜しみながら出発。
食事もとても美味しいし、次回は日数を増やしてもっとゆっくり楽しみたい、と、今回の旅で一番気に入り、絶対もう一度来たい場所となりました。
しかし、本当に、なんで皆ここに泊らないんだろう・・・・。
restaurant open space next to our room


アンティサナ :

road to antisana標高4000メートルにあるこの場所。5758メートルの高さをほこるアンティサナ火山を中心に、パラモと言われるアンデスの高山地帯で独特の場所であり、固有の鳥も多くいます。
当初の予定では、最終日にサンイシドロからの帰りによるつもりでした。しかしWilliamから、「ここに行くにはかなり時間がかかる点と、最終日は12月31日でキトの町や途中の道路が大変になるのであまりゆっくりできなくなる。だからグアンゴの2日目に行くようにしたい。」との申し出があり、もちろんOKしました。地元を知っているガイドは、ある意味、船における船長のような立場であるので、意見に従うのが最も正しい、と考えています。天気とかに関しても、雨が近くなってきたようだから戻ろう、と言われたら、例え未だ雨が降っていなくても従います。それが一番安全で正しい判断と信じているからです。
flowers in antisana当初地図で場所を見たとき、アンティサナはグアンゴやサンイシドロから近いところにあるので、あまり時間をかけずに直ぐ行ける場所と想像していました。しかし「一日かかる」というWilliamの言葉と、実際に行ってみて判明しました。今までも何度か経験した事と同じで、地図上は近いけど道がなく、かなり遠回りしなければ辿り着かないところにあります。グアンゴからキト方面に、これまた標高4000メートルのパパラクタ パスを通って、低地に向かう。キトの郊外の盆地への入り口のところまで下り、左折して今度はこれまた標高4000メートルのアンティサナへ向かう、という行程。

この日のターゲットは、最も大きいハチドリ、Giant Hummingbird、4000メートル前後のところにのみ生息するEcuadorian Hillstarと、有名なAndean Condorです。結果的paramoには、全て見ることが出来ました。
まず最初の鳥見は少し標高が低い場所。Giant Hummingbirdが良く見れる場所、とWilliamが言いながらクルマを下りて歩き始めたら、いきなり登場。しかし遠い場所で、直ぐに飛んで行ってしまい、その後は飛んでいるところを見ることが出来た程度で、少々残念でした。ここは鳥が多い場所で、さらにティラントやホワイトスタート等も見ることが出来ました。次のストップは、Ecuadorian Hillstarがよく見れる場所という、橋のところ。しかしここでは登場せず。もう少し先まで行った、比較的開けた場所でBack-billed Shrike-tyrantStout-billed Cinclodesなどの高山に生息lake in antisanaする鳥たちを見ているときに、この美しいハチドリの雄も登場。その後の牛が飼われている牧場のそばの納屋のような建物の屋根で、雌や若鳥をじっくり見ることが出来ました。
そして、牧草地や湖でAndean Gull、Andean Teal, Black-faced Ibis, Carunculated Caracaraなど、このパラモ独特の鳥たちを見、昼食を食べて帰路につきました。この日は午前中はとても天気が良かったけど、段々雨がちになり、残念ながらアンティサナ火山は雲に覆われてしまい、その雄姿をを間近で見ることはできませんでした。その途中、やっと遠くの岩陰にコンドルの幼鳥を発見。テレスコープで観察しました。
やはり高地で、太陽が照らないととても寒くなる。
グアンゴロッジに戻ると、スタッフがレストランの暖炉に火を入れてくれ、ソファに座ってコーヒーを飲みやっと暖かさを取り戻しました。


san isidoro サン イシドロ :

グアンゴからは1時間15分程度。とても有名なロッジで、やはりアメリカ人の団体客が宿泊していました。今回の旅で団体客と一緒になったのは初めて。

部屋も快適で、喜んで部屋で荷物を開けたりしていたら、Williamがアントピッタが出てきたので見に来い、と呼びに来た。このロッジではアントピッタを餌付けしていて、2種類が比較的簡単に見ることができると紹介されており、その内のChestnut-crowned Antpittaが、餌に惹かれて姿を現していました。ただ、藪の中にいて、サッと出てきてまた直ぐに引っ込む繰り返し。ゆっくりと観察できるほどではなかった。もう一羽のWhite-bellied Antpittaの餌付けは朝、別の場所で行われましたthe cabins area。指定された場所に立って待つけど、いつまで経っても出てこない。時計は見ていなかったけど30分位我慢して、もう耐えられなくなり、団体の方々を残して先に戻ってきました。じっとして待つのは苦手なので、翌日「もう一度行ってみるか」と言われたけどお断りしました。後で結果を聞いたら、やっぱり30分以上待って、やっとチョコっとだけ現われたとのこと。

ハチドリは、今回の滞在先の中で唯一ここだけで見ることができるBronzy Inca、それ以外にはSpeckled Hummingbird, Collared Inca, Sparcling Violetear, Long-tailed Sylphなど、ここでもフィーダーにかなり集まっていました。ここまでの3箇所のロッジでハチドリは本当に堪能できたので、ここでは少し控えめにして、ロッジ周囲のトレールや、外の道路でのバーディングをメインにしました。
birdwatching on the outside roadロッジの紹介欄にも書いたように、我々の部屋からも十分楽しい鳥見が出来、夕方や早朝は周囲の木々にやって来るOlive-backed WoodcreaperInca Jay, Golden-rumped Euphoniaなどをノンビリと見ながら過ごしました。
到着翌日は、一日ロッジの歩道やロッジ外の道路で鳥見。早朝、部屋から出てほんの20メートル歩いただけで道の両側に続々登場。Cinamon Flycatcher をじっくり見た後、トロゴンが雄雌2羽近くに停まっているのを発見。Masked Trogonでした。コスタリカとかで多くのトロゴンを見てきましたが、このトロゴンは初めて。雄は鮮やかな色彩で目立ちますが、雌の色合いがとても美しい。このロッジの歩道ではよく見ることが出来るようで、滞在中何回か出会うことが出来ました。
朝食を食べた後、午前中はロッジ外の道路を歩いてみました。ケquetzal pointツァールの声はすれども姿は見えず。笹のところに集まる鳥たち、Rufous-crowned Tody-flycatcher、Long-tailed Antbirdなどを観察し、暑くなって来たのでロッジに戻りました。ここは蝶もかなり多い。
午後は、クルマで午前中と同じ道をもっと先まで行く事にしました。午後の方が鳥は多く、Flame-faced Tanagerなどのタナジャー類を見た後、ケツァールが登場!ここでは、Crested Quetzal とGolden-headed Quetzalの2種類がいるようですが、この時見たのはCrested Quetzalでした。コスタリカ、サベグレのように近くで見ることはできませんでしたが、十分満足。そして、ロッジに戻る途中、本日最後の大物、モトモト。コスタリカで見るBlue-crowned Motomotoととてもよく似ていますが、こちらはHighland Motomoto
しかし、Williamはさすがに凄い。何でそんなところにいるのが判るの?と思うくらい、遠くにいる鳥を見つける。
それは、翌日のロレト ロードでの鳥見でも発揮されました。

sumaco volcanoLoreto Road :
ロレト ロードは、ロッジからクルマで1時間半ほど。この辺りで、Booted Racket-tailを見れる可能性があるため、ここに行く事にしました。西側のアランビやサーチャタミアではいっぱい見れるハチドリですが、アンデス東側ではそのブーツの部分がオレンジ色(西側は白)。かなりチャンスは少ないけど、行ってみる事にしました。ロレトロードは、それ以外にもタナジャーとか多くの鳥が期待できる有名な鳥見場所でもあり、Williamのガイドに期待しつつ、現地に向かいました。メインのテナ ロードを進んで行き、途中左に折れるとそこがロレト ロード。ほんの数百メートル走ったところで、クルマを停めました。Williamは耳も素晴らしい。「あなた方には判らないだろうけど、僕はいろんな鳥の鳴き声を聞いて、周囲に何と何の鳥がいるか判るんだ。ここは本当に素晴らしい場所で、この道に入って直ぐに、魅力的な鳥たちの声がいろんな方向から聞こえてきて、さっきから凄く幸せな気分なんだ。」と、本当に嬉しそうな顔をして話してくれました。そして、その言葉通り、river crossing loreto road彼が次々に見つけます。Crimson-mantled Woodpecker, Magpie Tanager, Blue-necked Tanager, Silver-beaked Tanager, Yellow-blowed Spallow、などなど。そして、驚いたのが、こんなの絶対見れないと思っていたトゥーカンの一種、Golden-collared Toukanet。声が聞こえる、と言って、かなり遠くを探し、テレスコープで見せてくれました。こちらに飛んできた、と期待して見ていたら、我々を飛び越え反対側へ。残念ながらまだかなり遠い。でも遠くとはいえ、これが見れたならもう満足、と思っていたら、まだまだ続きがありました。
アンデスからアマゾンに向かうこの辺り。アマゾン地域も高いところからは見渡せます。次のポイントではそのアマゾンとの境辺りにあるスマコ火山も見えました。
そして、その辺りのポイントで見つけたのが、Blue-naped our lunch, delicious empanadaChlorophonia。Williamがその名前を言ったとき、思わず「クロロフォニア?! それ凄く見たかった鳥なんだ!」と興奮してしまった。明るいグリーンとイエローの色合いが、実に見事でした。そして続いて驚いた事に「あれ、タマリンもいる」。「えええ!タマリンがここにいるって?!」
アマゾンに近いスマコ火山の近く、ワイルドスマコ ロッジでは見ることが出来る、と紹介されているサルの一種、タマリン(Napo (Black-mantle) Tamarin)を、今回見れるなど、思ってもいませんでした。

目的のBooted Racket-tail オレンジ足を探して、Williamが最新情報として入手した場所(川のそば)に行って探してみましたが、残念ながら見れず。やっぱりこのハチドリ見るのはワイルドスマコ ロッジの辺りが一番で、中々難しいねえ、と話しながら、そろそろランチタイム。ここは幹線道路なので、少し開けた空き地を見つけてクルマを停め、食べ始めたら、またまたview to Amazon areaWilliamが「声が聞こえた!」と探索開始。我々は美味しいサンイシドロのランチボックスをもくもくと食べる(ロシアのピロシキ風エンパナーダで大喜び)。直ぐにWilliam、Paradise Tanagerだよ。何と、この有名なタナジャーまで、しかも適当に停めたランチの場所で見ることが出来ました。

結局、Booted Racket-tail オレンジ足は見れませんでしたが、予想していなかった鳥やタマリンまで見ることが出来、実に充実し、満足の行く鳥見となりました。太陽は隠れていたけど、鳥見には最適の曇り空で雨は降らず。
帰る途中、段々標高が高くなってくると雨が降りだした。ところがロッジに近づくと雨は止んでいる。どうやら日中はロッジ周辺で雨だったらしい。本当にラッキーな日程でした。本当はロレトロードが前日でロッジ探索がこの日の予定だったけど、Williamの意見で日程を変えました。これも偶然なのか、彼の経験と勘なのか。


private road of the lodgeこのロッジで最も有名な鳥は、「サンイシドロのMystery Owl」と呼ばれるフクロウ。Black-banded Owlに似ているけど違う新種らしく、この地域にしか住んでいない。夜になるとレストランの近くにやって来るので、それを見るのがこのロッジでの一日の最後のアトラクションとなっている。我々も夜食事の後毎晩、Williamと一緒に探しましたが、現われてくれませんでした。やはりこの鳥は見ておきたいとは思うけど、来てくれなければしようがない。
最後の日の朝、Williamが「今、フクロウがいるんだけど見に行く?ちょっと歩きにくいところを行かなきゃならないけど」。もちろん行く事にしました。もし行ってみて危なそうだったらやめるけど、とにかく行ってみて決めよう。
ロッジの外に出て数百メートル。どこに道があるのか判らない薮を潜り抜けて少し下りたところ、足場も悪くない、なんとか辿り着けました。そうしたら、木の枝に2羽停まって、こちらを見ています。かなり大きい。明るいのでとても見やすいし、夜見るよりもゆっくりじっくり見れてとても良かった。

birding on the roadそして、朝食を食べて荷造りした後、最後の鳥見をしようかと、もう一度ロッジ前の道を歩いてみました。この日はとても天気が良く暑く感じるほどでした。最初はあまり鳥が出てきませんでしたが、後半は現われ始め、そして最後にWilliamが嬉しそうにウヒウヒ笑いながら「Powerful Woodpeckerだ!」。
グアンゴで話した時に、今回見たい鳥としてこのキツツキの事をWilliamに伝えてありました。それをちゃんと覚えていて見つけてくれたのでしょう。動きが速いのでテレスコープは使えず、カメラ、双眼鏡と肉眼で十分楽しみました。エンディングも素晴らしく、これにてエクアドルの鳥見は終了。大満足でした。
ロッジのオーナー、カルメンにお礼を言い、少し話したら、「Williamは本当に素晴らしい。ガイドとしても当然だけど、人柄が本当に良くて皆から好かれ尊敬されているし、もっとここのロッジに来てもらいたいんだ。」と言っておりました。


new year eve doll of San Isidro lodgeキト :

大晦日のエクアドルは最もにぎわう。夕方4時以降は道路も閉鎖されるので早めにキトの町に入らなければならない、とWilliamは言っていたので早く出発しなければならない、と思っていたけど、ちゃんと昼食をロッジで食べて午後1時過ぎに出発。
大晦日には、爆竹を内蔵させた人形に火をつけて厄落としをします。サンイシドロロッジでもそのnew year eve dolls人形が用意されていました。また道中各所にも置いてあったり売っていたり。さらにクルマに飾って走っていることもあります。まさかこの人形には爆竹は入っていないのでしょう・・・。
もう一つ、大晦日には独特の儀式があり、子供たちが恐ろしい顔のお面をつけて、悪霊か何かに扮し、道路に紐を渡してクルマを止めて小銭を得る、ということをやります。はっきりは判りませんでしたが、午後3時頃から行うようで、何度か停められそうになりました。可笑しかったのは、検問の警察が同じ事をやっていantisana volcanoて、小銭をもらっていたこと。Williamも呆れて大笑いしていました。小銭は渡したので、問題なく通過できましたが。

Williamも驚くほど、天気が良いこの日、一面青空が広がっています。そうしたら、山の間から一際高く聳え立つ雪山が見えました。アンティサナ火山が美しく輝いている。これは凄い、早く高いところに行こう、とWilliam。急いで、道中一番高いパパラクタパスに向かいました。ここは3回通っていつも天気が悪く景色は楽しめなかったけど、この日は素晴らしい景色。そこから見るアンティサナ火山は本当にきれいでした。
十分ここで景色を堪能し、記念写真も撮って、後は下りでキトを目指す。何とか3時半頃、ヒルトンホテルに到着。最も賑わう場所にあるホテルで荷物を下ろすのも一苦労。ゆっくりWilliamとお別れを惜しむ事もできず、町の混乱に巻き込まれないよう彼を急いで送り出し、最後の夜はゆっくりとホテルの部屋で過ごしました。
antisana volcano in blue sky antisana volcano
new year eve event from our window new year eve event from our room


この旅の間、トラブルといえるようなことは全くなく、毎日エクアドルの自然を存分に楽しむことが出来ました。
view of Quito area from east of Andesとにかく、どのロッジも快適で、食事も(最初のアランビの朝食から最後のヒルトンホテルの朝食まで)とても美味しく、気持ちよい滞在。いつも、これまでの中南米の旅では蚊などの虫に刺されて、痒さになやまされましたが、今回は最初にアランビの川で数箇所刺された程度で、虫除けや痒み止めの活躍の場もなく、本当に快適に過ごせました。
各ロッジでは、英語をしゃべれる人が少なく、スタッフの人たちとは会話が少ししか出来ず残念でした。しかし、これはちゃんとした理由があります。Williamから聞いたのですが、今回我々が泊ったロッジは全て、エクアドル人が経営している。そして、地元の事をしっかり考えている素晴らしいロッジである。そのため、近隣の人たちを雇って、地元に利益を還元するようにしている。まあリゾートホテルみたいな欧米資本の豪華なロッジは、スタッフも英語birding with William in San Isidroをしゃべる場合が多いが、それらは利益を還元せず自国に持ち帰っている。
我々が、スペイン語をしゃべるように努力しなければならない、とまたまた反省しました。

9年ぶりに会ったWilliamは、以前と変わらずとても我々の事を考えて、気を使ってくれ、本当に安心して毎日楽しく過ごす事が出来ました。どこに行っても皆から好かれ、慕われて、尊敬されているようです。今まで出会った中で、一番素晴らしいガイドであり、素晴らしい人物であることは、間違いありません。
今回の旅で、エクアドルがコスタリカと同じくらい、最も好きな国となり、もう今すぐにでも戻りたい、と思っています。今後、旅先選択に関して、嬉しい悩みが増えてしまいました。

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