自転車遍路の交通手段

四国まで自転車は持ってくの?乗ってくの?

これは結論から言えば、持ってもいけるし、乗ってもいけます。 交通機関のない昔は自宅からの全行程を歩いていたわけですから、行きも帰りも旅の内というのが本来の姿かも知れません。 でも、そんなこと言われても北海道や沖縄の人は困ってしまいますね。 長期休暇を取れない方、自転車の旅をしたことのない方にとっても、 ちょっとハードルが高いです。で、四国までは乗り物で行くとすると、そのとき自転車をどうすればいいかが問題になります。

@フェリーの場合

Cabin 普通、自転車を運ぶのに一番ラクチンなのは船です。たくさんの荷物をくくりつけた自転車を、そのまま車両デッキに 停めておけるので、いちいち自転車をばらしたり組んだりという作業が省けますし、 でかい荷物を持ち込んで他の乗客から白い目で見られるということもありません。 ただし、乗船料金プラス自転車の運賃がかかりますので、しっかりご確認下さい。
その点ストライダは折りたたみ自転車の中でも特に簡単に折りたためますので、 専用のバッグに詰めて船内に持ち込めば、プラスの運賃は不要です。自転車のような大きな荷物は 乗船してすぐの案内所で預かってくれますので、船室まで持っていく必要はありません。 東京、和歌山、北九州からは徳島行きのフェリーが出ていますので、一番札所から打ち始めるのに好都合です。
○ 基本的に低料金。目的地までゆっくりできる。
× 遅い。路線が非常に限られている。港が町から遠い。


A電車の場合

電車の一番のメリットは利用できる範囲が広いことですね。これ以外の交通機関だとルートがかなり限定されてしまいますので、 船や飛行機を使う場合でも、途中で電車を利用するケースは多いと思います。 たとえば徳島行きのフェリーが出る東京・有明桟橋はお台場にあるのですが、レインボーブリッジは自転車通行不可 (担いで歩くなら可)なので、神奈川方面からだとどうしても電車利用になります。 一方、電車のデメリットはとにかく他の乗客に迷惑をかけがちなことです。 都会のラッシュ時に乗るなんてのは言語道断ですが、田舎の方でも高校生の通学・帰宅時間とぶつかると大変なことになります。 また、ロングシートでなくボックスシートしかない車両だと、自転車の置き場所がないので座るに座れません。トイレの付いている ローカル線は、その前が車いす用に座席を設けずに空けてありますので、そこに置くといいでしょう。特急や新幹線に乗る場合は、 車両の一番後ろの席と壁の間に置くか、座るのをあきらめてデッキ部分に乗りましょう。
○ 予約が要らない。青春18切符を使えばかなり安上がり。
× 常に荷物を手にした状態なのでジャマ。乗り換えが面倒。


B飛行機の場合

自転車で飛行機というと意外な顔をされる方が多いのですが、預入時に免責書類(明らかに航空会社側に非があるケース以外は、 荷物の破損の責任を負いませんという書類)にサインを求められる 他は何の問題もなく積み込めます。折りたたみ式でない普通のスポーツ車でも、バッグに収まっていれば大丈夫です。 21歳以下の若者でしたら、当日空席があれば半額で搭乗可能なスカイメートというありがたい制度を利用することで、 新幹線よりも安く済んでしまいます。ちなみに、預けた自転車本体は受け取り時に空港係員から手渡しとなり、 あのベルトの上を流れてきたりはしません。また、潤滑スプレーやゴムのりは機内持ち込み禁止なので、 あらかじめ預ける荷物の方に入れておき、その旨申し出て確認をもらってください。
○ 圧倒的に速い。各種割引を上手に使えば、意外と出費を抑えられる。
× 基本的に料金が高い。空港が町から遠い。


Cバスの場合

長距離バスも非常に便利なのですが、会社によっては自転車の持ち込みを断られます。効率化の名の下に トランクスペースを座席用に割いた車両の場合、そもそもトランクが狭すぎて自転車が載らなかったりします。 ストライダは普通の自転車よりだいぶ小さいので載らないということはないと思いますが、 それでも盆暮れ正月など他の乗客の荷物が多い時期には、やはり断られる可能性があります。 特に大都市間路線ほど危険性が高く、どうやら基本的に自転車の持ち込みはご遠慮願いたいという姿勢らしいです。 といいながら、絶対ダメという了見の狭いバス会社は経験上圧倒的に少数で、 実際はほぼ乗れると思って構いません。
○ 安い。夜行で朝到着すると、一日をフルに使える。
× 夜行バスで熟睡は難しい。自転車を載せられない場合がある。
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