【指圧】
指で押すのが指圧・・・ではありません。日本における「手で行う治療効果を狙った療法」、これこそが指圧であります。
古くの歴史背景(バックボーン)としまして、「指圧は古法あん摩、導引、柔術の活法に整体療法を合わせ、圧を主体とした独特の施術である」と指圧法制化の際に説明されています。(大変に大雑把で中途半端な定義です)
そして、
「指圧はあん摩、導引、(柔術の)活法、を総合した経験療法として、江戸時代には民間で行われて来たが、明治時代に入り、これらの手技操作を共通するアメリカの整体術、カイロプラクティック(Chiropractic)、オステオパシー(Osteopathy)、スポンディロセラピー(Spondyrotherapy)などの療術が輸入されるにおよび、この施術を導引に取り入れ、改良して独自の手技療法として体系化し、大正時代に指圧法として統合され、昭和30年8月にあん摩(マッサージ、指圧を含む)として法律で認められ、次いで昭和39年6月に名称が改正され、あん摩、マッサージ、指圧師として現在に至っている。」――― あん摩マッサージ指圧理論より
と、指圧は説明されます。
指圧の2つの作用が医学的に認められています。身体の表面から内臓反射を促し内臓の働きを賦活(賦活〈フカツ〉:活力を与えること。物質の機能・作用を活発化すること )し、機能の変調を正常化する目的の「反射作用」、脊柱の彎曲あるいは異常といった全身の骨格の不均衡の歪み、それを引き起こす筋肉群の緊張不均衡の異常を矯正する「矯正作用」、この2つの作用を治療目的に行うのが「指圧の2大作用」です。
*効果* あん摩・マッサージ・指圧施術は生体の全身または局所に対し、物理学的に作用して、血液、リンパ液の循環を良くし、新陳代謝を旺盛にし、運動器などの拘縮、癒着、硬結を砕き除くなど積極的に作用し、諸器官の機能を亢進させ、また神経機能と循環機能との相乗作用により自律神経を介して、内臓諸器官の機能を調節する作用があるので、健康人にあっても健康度 をより高度に維持する事が可能であり ――― あん摩マッサージ指圧理論より
【整体】
今でこそ指圧とは別のものと思われていますが源流は一緒であり、指圧として国家資格に昇華する以前の手技療法全般(カイロプラクティック・オスティオパシー等)を整体と称していたものであります。当治療院では「骨格矯正・骨盤矯正」等の意味合いとして整体を称してます。整体と一般で呼ばれるものに関して、明確な定義や国や公的機関の認めた認定資格などは一切無いものです。
☆ 日本指圧師会 指圧コラム「日指会の友」 ☆