アーカイブス 2010〜

Siosk Open! at GALLERY NEZUSHICHIYA
塩川ヒデヒコ展1996-2010

2010/10/13〜25 ギャラリー根津七弥

「谷中に住み始めて3年目、行きつけとなったお店の縁でこの展示をいただいた。
享楽的な夜からつかませてもらったものである。
新しくオープンするギャラリーのこけら落としという栄誉と、
1996年から2010年までの作品を元に自分をオープンにすること、
この2つをもって、5年ぶりに個展を開きます。」

 上の文章は会場内のキャプションとギャラリーのHPに載せたコメントである。2010年の春頃から、地元のいくつかのお店に足繁く通うようになっていた。その中の一つ、千駄木ペチコート・レーンの店主から、今度新しく根津にギャラリーを立ち上げるが、こけら落としで個展はどうかと提案してくれたのである。
 そこは、大正時代に建てられた蔵のある、古民家を改装したギャラリーだった。話をされてから展示までに2カ月もなかったため、旧作の展示ならばと引き受けたのである。1996年の初個展のDMに使用した絵から、2006年のコラボ展のDMに使用した絵まで15点ほどのセレクション。また、2005年から毎日のように描いていた自画像をギャラリーの蔵のスペースに展示した。自画像は現在1500点程あると思うが、その中から120点ほどを飾った。
 

Siosk OPEN! at GALLERY NEZUSHICHIYA

 

ねづ・しち・とら・うー ねづ・しち・とら・うー
2010/12/31〜2011/1/10 ギャラリー根津七弥

 ギャラリー根津七弥の前島氏、友人の上畠氏と自分とで企画したグループ展で、「〜様々なジャンルのアーティストやクリエーターが干支の卯を表現〜」とサブタイトルにあるように、ウサギをテーマにした15人展である。
 大みそかからオープンして正月三が日もオープンという、ちょっと無謀な企画だったかもしれないが、デザイナーや建築屋など美術の作家だけではない様々なジャンルのアーティストやクリエーター、 集った15人それぞれがまったく似ていること無くバラエティに富んだ展示ができたと思う。
  これほど多くの作家との展示は経験がなかったので、とても刺激になった。
 










風俗とジンソーダ 塩川ヒデヒコ展
「風俗とジンソーダ」

2011/03/14〜20 月光荘画室I

新作をもっての個展としては、2005年の「108ブギ」から6年ぶりとなる。この一年前に、仲間のグループ展を月光荘に見に行った際、オーナーの日比さんから声をかけてもらった所から決めたものだ。準備からすれば一年もあったにもかかわらず、開催2週前になってようやくDMの絵ができたくらい、制作はなかなか進まなかったのである。まあ、開催を決めてからの一年間に起こった出来事(谷中での交流や会社の仕事)が、まったくもって今まで通りに描かせてくれなかったのだ。
搬入の2日前に東日本大震災が起き、開催できるか心配だったが、月光荘は被害も全くなく、変わらず営業するとのことだったので、こちらもそれを受けて個展を行った次第である。

(以下は、会場に貼った挨拶文)
 このたびは、塩川ヒデヒコ展「風俗とジンソーダ」にお越し下さり、ありがとうございます。
 「風俗とジンソーダ」、これは酒の席での他愛ない話題からもらった、あまり意味のないタイトルですが、深刻じゃなく、楽しんでいるところをこの個展で表したい、と付けました。
 11日の震災の時、揺れが収まって真っ先に考えたのは家族と親しい友人・仲間のこと。もう一つが、この個展の準備(真最中だったので)が間に合うかなということでした。
 この様な時期に個展を開催するのは、何か気が引けるところもありましたが、他愛ないおしゃべりの様なことはどんな時でも必要だと思います。
 大変な状況となっていますが、ささやかな時間と空間を楽しんでいただければ幸いです。