今年3月11日に東日本大震災がありました。さまざまな人たちが被災地でいろんな活動をされています。
こどもの里では、実際に被災地に行って、何かできないかと考え、毎年ある中高生キャンプを被災地でのボランティアキャンプにすることにしました。
ちょうど、カリタスジャパン(カトリックの国際的な援助団体)が高校生以上のボランティアを受け入れてたので、
8月26〜30日の4泊5日の日程で、スタッフ1名、高校生3名で行ってきました。
今回、わたしたちが活動させてもらったのは、宮城県塩釜市です。仙台から電車で約30分くらいの港町です。
夜行バスで仙台にいき、仙台教区サポートセンターでオリエンテーションを聞きました。
ニュースでは、ガレキの撤去作業やヘドロをかきだす作業などはなくなってきているといってますが、地方の田舎はまだまだすすんでないとおっしゃてました。特に、老人や一人暮らしの方は情報が入りにくく、取り残されているというのです。
それから、塩釜教会へ行きました。ここをベースとして寝泊りします。ここでは、全国各地から集まったボランティアさんといっしょに生活をしながら、活動します。ベースでの食事は、みんな一緒に用意して、いただきます。
27日は、作業する時間に間に合わなかったので、塩釜市の南東にある七ヶ浜の被害状況を見せていただきました。海沿いの地域ではほとんど家がなくなっており、土台だったと思われるコンクリートの枠が残っているだけでした。残っている家も1Fがなくなっていることが多かったです。それでも、建て直しをしている家もありましたが、ほとんどがなくなったままの状態でした。
家がなくなり、土台だけになった個人宅と思われる場所にボランティアが入り、その家の物品を探していると思われる現場も目撃しました。



28、29日のボランティア活動は、塩釜港から船で30分ほどにある桂島の海岸の清掃作業をしました。
桂島の近くには日本三景の松島があります。今回の津波で松島は被害が少なかったのですが、それはその南側にある桂島を含む浦戸諸島が防波堤の役割を果たしたからだそうです。
この数日間は桂島海岸にある漁船の移動作業をしていて、28日にやっと船の移動が完了しました(撤去できる位置まで移動させた)。
また海岸には、流木やプラスチック製のゴミ(漁業でつかっていたものや網、船の破片など)、松の葉などたくさんのものが落ちていました。また、穴を掘ってみるといろいろなものがでてきます。長い丸太や半分に折れた船、地面からでてるロープをひっぱったら、船のいかりが出てきたり。そういったものを燃えるものと燃えないものに分けて、海岸に置きます。
日中、陽射しをうけながらの労働で暑かったですが、海からの風がとても心地よかったです。


29日の作業では、海岸の清掃作業以外に、桂島の個人宅の瓦の撤去作業も職人さんといっしょに行ないました。
従事する作業は、社会福祉協議会やカリタスジャパンに被災者より要請があり、それを請け負う形で行われていました。
←ボートの後ろ半分が埋まっていたのを掘りおこしているところです
夜には、それぞれのボランティアさんが一日の振り返りをみんなで分かち合いました。
限りのない作業ではあるが、あきらめずにひとつひとつ被災者の方々の要望(気持
ち)を拾っていくことが被災地の復興を少しずつでも前進させていくことだという意見が多数ありました。たとえ、その行為が無にきしたとしても。

参加したこどもたちの感想文は