パンの笛奏者(パンフルート)


パンの笛(パンフルート)
葦の茎を並べて作られた管楽器でフルートなどの木管楽器の原型とも言われている。(現在は主に竹を用いる)
ギリシャ神話を由来して「パンの笛」「パンパイプ」「シュリンクス」と呼ばれ、ルーマニアでは「ナイ」と呼ばれている。
構造が単純な割に奏法が難しく1管1音という不経済で無駄の多い仕組みを持つが故に、この楽器は歴史の舞台裏から忘れ
去られるようとしていた。
現在日本でもパンの笛を吹く奏者は少ない。
プロフィール
広島県生まれ。国立音楽大学・ウイーン市立音楽院・ウイーン国立音楽大学卒業後オース
トラリア、バーデン市立歌劇場オーケストラ1番フルート奏者として活躍。
1976年ウイーン滞在中、クリスマスイヴにナイ(パンの笛)の音に出逢い衝撃を受け、
生涯をかける決意をし、ルーマニア政府の招きで留学。パンの笛を学ぶ。
NHK音楽の広場 TV東京「タモリの音楽は世界だ」などに出演、TBSテレビ「小さな
旅と美術館」テーマ曲、映画「魚影の群」テーマ曲などを演奏。服部克久音楽畑にも参加
NHK「新日本探訪」のテーマ音楽を担当。
黒柳徹子・永六輔ジョイントコンサート・久米明などの語りによる「音楽物語」は彼独自
の演奏法で、日本の哀愁的な世界を創り上げ好評を得ている。
また、全国のコンサート活動は室内はもとより、大自然の中での演奏会も行い、幅広い音
楽層へ大きな感動を与え続けている日本でも数少ないパンの笛奏者である。
曲目例 クラシック・映画音楽・日本の歌・世界の歌・オリジナルなど様々
学校などの音楽鑑賞会及び、ホールコンサートの活動もおこなって
いる。