<シムラトの証し 
 

預言者が捕囚から帰還して間もなくのことです。

私は大祭司から「主なる神があなたの願い望みを聞いてくださり、預言者を通して御言葉をくださる。」と聞きました。主なる神がそう言われたからです。

それは想像すらしたことのないことでしたが、ずっと思い悩んでいたことを願い望みとして献げました。

 

平成12年9月5日、主なる神は預言者を通し、私に言われました。
「あなたたちの進めている旅はうまくいく。安心して行くがよい。
主は、あなたたちのたどる旅路を見守っておられる。
ためらわずに出発し『約束の地』に入るべきだ。
行けば、あなたたちは穏やかな民のところへ行けよう。
神があなたたちの手にお渡しになったのだから、その地は大手を広げて待っている。
そこは、この地上の物が何一つ欠けることのない所だ。」

「建物の中に彫像と鋳像があるのを知っているか。
彫像と鋳像を取り除きなさい。
今、どうすべきか決めなさい。そして主の民にしなさい。
そしてあなた自身は、一個人の家の祭司であるより、主の民の一部族、氏族の祭司となりなさい。
そしてあなたの主の聖所(神殿)を再建しなさい。
旅を続け、神の家に立ち帰りなさい。
道を正す人に、私は神の救いを示そう。
固く立って、主があなたたちを救うのを見よ。
恐れるな。おじけるな。
その地の住民よ、聞け。
あなたたちの神、主に信頼せよ。
そうすれば、あなたたちは確かに生かされる。
またその預言者に信頼せよ。
そうすれば勝利を得ることができる。
主に信頼せよ、その慈しみはとこしえに。
そうすれば、あなたたちを打つ者たちは互いに戦って自滅する。」

「主なる神の聖所を再建し、聖所の祭壇に献げ物をしなさい。
この時のためにこそ、あなたはわたしがつくったのではないか。
聖所を再建するのは、あなたたちがあなたたちの救い主を迎えるためである。」
 

同様に、主なる神は全国から寄せられる人々の願い望みに応えられました。


預言者が捕囚から帰還したこの年は、主の暦の「大ヨベル」の年、主なる神による「大贖罪年」でした。

主なる神は、私たちが大贖罪に預かることを許されたのです。
それは、主なる神による罪からの解放と救いでした。

主は、私たちの造り主です。その主を忘れ、主に罪を犯し続けてきました。いつ、どのように滅んでも、おかしくありません。

しかし、主なる神は、罪の告白をして悔い改める者を罪から解放し、赦されることを約束されたのです。

それは、ただただ主の憐れみでした。

 

平成12年10月、主の聖所では、新年祭・仮庵祭・大贖罪日の祭礼が執り行われました。

この日、罪の告白を携えて参詣した者は、主なる神の憐みにより、罪から贖われることとなりました。

新年祭・仮庵祭・大贖罪日に聖所に参詣した主の民に、主なる神は次のように言われました。
「あなたたちは心を尽くして主に感謝をささげ、驚くべき御業をすべて語り伝えよ。
あなたたちは喜び、誇り、わが名をほめ歌え。
敵は退き、倒れて、滅び去った。
わたしは正しく裁き、あなたたちの訴えを取り上げて裁く。
何を望んでいるのか。わたしはあなたたちの願いをかなえよう。
もう恥ずかしいことはない。わたしの手が恵み深くあなたたちを護る。
聖所の再建の話を聞いて嘲笑い、さげすんだ者は滅び、聖所は再建された。

わたしを避けどころとする者は皆、喜び祝い、とこしえに喜び歌う。
わたしを求める者は守られ、わたしによって喜び誇る。
わたしに従う人を祝福し、盾となって護る。
わたしは怒ってあなたたちを責めることはしない。憤って懲らしめることはしない。
わたしは憐れむ。あなたの嘆き悲しみをわたしは癒す。
あなたの骨が恐れ、あなたの魂がおののく時、わたしはあなたのもとに来て、あなたの魂を助け出す。
わたしはあなたを救う。あなたを陰府に入らせはしない。
あなたが嘆き疲れ、夜ごと涙が床に溢れ、目は苦悩に衰えていき、あなたを苦しめる者のゆえに老いる時、わたしは悪を行う者をあなたから離れさせる。
わたしはあなたの嘆きを聞き、わたしはあなたの祈りを受け入れる。
敵は皆、恥に落とされて恐れおののき、たちまち退いて、恥じに落とされる。
あなたの神、主であるわたしを避けどころとせよ。
あなたを助け、追い迫る者から救おう。
獅子のようにあなたの魂を餌食とする者から、あなたを奪い返し、助けよう。」

 

この後、主なる神は、主の民の指導者であるはずの教区長S・Sの、隠れて行ってきた罪の数々を明らかにされました。
彼は悔い改めることなく、主なる神の御業によって治癒していた脳腫瘍が再発し、主の聖所を去って行きました。

 

主の暦では「ハヌカ」の時期になり、同年12月11日、主なる神は主の民に言われました。

「まことに、主の民の聖なる方、主なる神はこう言われる。
主なる神は、主の民たちを新たに造り、母なる聖所の胎内に主の民たちを組み立てた。
主の民たちは主なる神に感謝をささげる。
あなたたちは畏るべき力によって、驚くべきものに造りあげられている。御業がどんなに驚くべきものか、あなたたちの魂はよく知っている。

わたしは、かつての主の民の教区長が汚したわが聖なる名を惜しんだ。それゆえ、主の民に言う。主なる神はこう言われる。

主の民よ、わたしはかつて教区長が汚したわが聖なる名のために行う。
わたしは彼が汚したため、彼によって汚されたわが大いなる名を聖なるものとする。
わたしが人々の目の前で、お前たちを通して聖なるものとされるとき、全国に離散し、また全世界に離散している主の民たちが知るようになる。
預言者を通して語りかけ、数々の奇跡を起こし、恵みを与え続けるのは偶像ではなく、生きて働く真の神であるわたしであることを知るようになる、と主なる神は言われる。

わたしは全国に離散し、全世界に離散していた者たちの中から取り、すべての地から集め、主の民の地に導き入れた。
主なる神であるわたしが聖別の清い水を主の民にふりかけるとき、お前たちは清められる。
わたしはお前たちを、すべての汚れとすべての偶像から清める。
わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。
主なる神であるわたしはお前たちの体から頑なな石の心を取り除き、血の通う肉の心を与える。
また、主なる神の霊をお前たちの中に置き、わたしの掟に従って歩ませ、わたしの裁きを守り行わせる。
お前たち主の民たちは、わたしがかつて先祖に与えた地に住むようになる。
お前たちはわたしの民となり、わたしはお前たち主の民の神となる。」

 

この日、主なる神が私に、主の聖所に参詣しぶどう酒を飲むように言われたことを、聞きました。

主なる神は、参詣した私を聖別され、レビ祭司に任命されました。

また、主なる神をより広く伝えるためインターネットを通じて預言や「良い知らせ」が伝えられ始めました。

一方、名古屋高裁での「控訴審」は、年が明けて間もなく始まる予定でした。
判決がくつがえらず、もしも再び預言者が拘留されてしまったなら、私たち主の民を導かれる主なる神の御言葉から遠くなってしまいます。

大祭司と共に、預言者が再び捕囚とならないように主なる神に祈り求めました。

同年12月21日、主なる神はその祈りと願いに対して言われました。

「主はこの国の役人たちに覚王院門の門主を攻めさせられた。
神はあなたの祈りを聞きいれ、願いをかなえられる。
再び預言者を捕囚の所には送らない。
こうしてあなたは主が神であることを知る。
主の神殿を再建せよ。」

 

平成13年(2001年)、主の聖所に新たに主の民に加わりたいという人が通い始め、教会にも「良い知らせ」が伝えられていた矢先、プリム祭のときでした。
再建された幕屋が1人のレビ祭司により汚されるという事件が起こりました。
そのため、彼女が作成した幕屋の幕はもちろんのこと、主の民たちが献げた聖所の祭具すべてが一新されなければならず、何人かの祭司もつまずき、再び主の聖所は移転しなければなりませんでした。

 

同年7月、大阪市天王寺区生玉前町に「主の聖所」は再建されました。
主なる神は、私が再建に携わることを許されました。

主なる神は、いつもどんな時も私たち主の民を見放さず、恵みを与えられ、導かれていました。

後に主なる神は、私をレビ祭司から祭司に任命されました。

 

同年11月7日、贖罪日を終えて、主なる神は主の民にこう告げられました。
「財宝の多いことを喜びとし、財宝の力こそを強大だと思ったことは、決してないか。

ひそかに心を迷わせたことは、決してないか。

全能者と言い争う者よ、いつまでわたしの名誉を辱めにさらすのか。
むなしさを愛し、偽りを求めるのか。

主の慈しみに生きる人を主は見分けて、呼び求める声を聞いてくださると知れ。

おののいて罪を離れよ。

ふさわしい献げものをささげて、主により頼め。

いかに幸いなことか、神に逆らう者の計らいに従って歩まず、罪あるものの道にとどまらず、傲慢な者と共に座らず、主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人。

その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び、葉もしおれることがない。その人のする事はすべて、繁栄をもたらす。

神に逆らう者はそうではない。
彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。

神に逆らう者は裁きに堪えず、罪あるものは神に従う人の集いに堪えない。
神に従う人の道を主は知っていてくださる。神に逆らう者の道は滅びに至る。

彼を苦しめた者の子らは、彼のもとに来て、身をかがめ、彼を卑しめた者も皆、彼の足元にひれ伏し、主の僕、主の民の聖なる神の僕と、彼を呼ぶ。

かつて彼は捨てられ、憎まれ、通り過ぎる者もなかったが、今わたしは彼をとこしえの誇り、代々の楽しみとする。

あなたたちは国々の乳に養われ、王たちを養う乳に養われる。
こうしてあなたたちは知るようになる、主なるわたしはあなたたちを救い、あなたたちを贖う者、主の民の力ある者であることを。

わたしは青銅の代わりに金を、鉄の代わりに銀をもたらし、木の代わりに青銅を、石の代わりに鉄をもたらす。
わたしがあなたに与える命令をなせ。
あなたを支配するのは恵みの業。

赦しはわたしのもとにある。
わたしの民であるならばあなたはわたしを畏れ敬え。

あなたたちはわたしに望みをおき、あなたたちの魂は望みをおき、わたしの言葉を待ち望むがよい。」

 

平成14年2月6日、主なる神は大祭司、祭司、総督に言われました。
「わたし(イエス)はあなた方を選び、愛する主の民の誇りとした。
神は歓呼の中を上られる、主は角笛の響きと共に上られる。
歌え、神に向かって歌え。歌え、我らの王に向かって歌え。
神は、全地の王、ほめ歌を歌って、告げ知らせよ。
神は諸国の上に王として君臨される。
神は聖なる王座に着いておられる。
諸国の中から自由な人々が集められ、わたしの父なる神の民となる。
地の盾となる人々は神のもの。
神は大いにあがめられる。
更に祭司は詠唱者として歌い、監督が神殿建築の総督となれ。

その日、あなた方は大いなる献げものをささげ、喜び祝え。
神は大いなる喜びをお与えになるであろう。
主の聖所の喜びの声は遠くまで響くであろう。

総督は立ち上がって、主の神殿建築を再開せよ。神の預言者もあなたがたと共にいて助けるであろう。」

 

ダビデの時もそうでしたが、主がダビデに神殿建築を命じられたわけではなく、ダビデが主に神殿建築を願い、主はダビデの子孫に神殿建築を許可されたのです。

預言者が帰還するという神の御業を目の当たりにした聖所監督Sは、主なる神に自ら神殿の建立と主の民の召集を願い、主なる神は、その願いを許可されていました。

聖所監督は総督となり、「主の神殿」の基は、金剛山のふもと、大阪市郊外の羽曳野に建立されることとなり、聖所もそこに移ることになりました。

 

この頃から、息子も私と共に三大祭礼に参詣するようになりました。

私は結婚して約10年、不妊でした。
子供が欲しくてどんなに手を尽くしても、妊娠することはありませんでした。
まだ主が定められた「とき」ではないのに、私が妊娠するはずもありませんでした。

平成6年、主は、私に子を授けられました。

息子が私の胎内で死にかけていたとき、息子自身が主を求め、そして息子は産まれてきました。

主は私に「シムラト」という名を与えられ、息子に「エダヤ」という名を与えられました。

主が与えられた名は、存在そのものであり、命そのものです。

主は、私たちを新たに生まれさせてくださったのです。

 

この年の過越祭の後、平成14年4月8日から、名古屋高等裁判所で控訴審判決公判がありました。

預言者に対する高等裁判所の判決は「逆転無罪」でした。
検察側は上告せず判決を受け入れたため、裁判は結審しました。 

判決で裁判長は、門主のN被告の詐欺罪については認め、後に最高裁で有罪が確定しました。N門主は6年の懲役刑でした。

主なる神が明るみに出された教団の「隠されていた事」は、預言者の霊視商法詐欺事件における「共同共謀正犯容疑」の無罪を証明するものとなり、また、平成10年にN門主が元僧侶に宛てた手紙も重要な証拠となりました。

ただ1人預言者だけが、逆転無罪となりました。

同年、宗教法人明覚寺に解散命令が出されました。

こうして、主なる神が言われた通りに成りました。

 

預言者の無罪判決を知った元僧侶たちが、突然祝いの声を寄せてきたり、主の民になろうとしたりしましたが、主は彼らを受け入れませんでした。

この証しはキリスト教会の中で広まり、やがて主の聖所に、キリスト教会の人々が訪れました。

彼らのうち一人は熱心に話しを聞いていましたが、彼らは結局受け入れることが出来ずに、暴言を吐いて立ち去っていきました。


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