第一級陸上特殊無線技士取得に向けて 第2章 試験概要

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第5章
備  考

2-1.受験申請と試験日等


 第一級陸上特殊無線技士の国家試験は、年度内に6月、10月、2月の3回予定されており申請手続きは、「郵送での申請」と「インターネット申請」の二種類があります。
 詳細については、公益法人日本無線協会/
国家試験案内を参照ください。


2-2.試験概要/配点、合格点、合否基準、科目合格、免除等


(a)試験問題数、試験時間等
 試験時間:3時間(下記の無線工学と法規の問題が同時に配布されます。)
 無線工学24問   法規12問
 無線工学・法規180分   肢選択(マークシート)式

(b)合格点、合否基準
 無線工学 配点120点   合格点75点   
 法規 配点60点   合格点40点
 

(c)法規試験の免除
 無線従事者規則第8条の規定により、法規の試験を免除される場合における無線工学の試験時間は、2時間30分とする。
  ・・・「
試験合格基準等
(中段より抜粋)」
 ※「上記、法規の試験を免除される場合」の具体的に取得している資格名は、「第二級総合無線通信士」となります。
  ・・・日本無線協会に確認済み(2014.2.12) 
 ※基本的には工事担任者のような科目合格の制度はありません。



問題数 満点 配点 合格 備考
無線工学 24 120 5点/問 75 ・24問中15問(63%)できれば合格。
・逆に9問までの間違いは合格
法規 12 60 5点/問 40 ・12問中8問(67%)できれば合格。
・逆に4問までの間違いは合格。

  ※100点満点換算をすると。下記の点数となります。   無線工学→≒63点   法規→≒67点


2-3.試験範囲


(a)無線工学
 ・多重無線設備(空中線系を除く)の理論、構造及び機能の概要
 ・空中線系等の理論、構造及び機能の概要
 ・多重無線設備及び空中線系等のための測定機器の理論、構造及び機能の概要
 ・多重無線設備及び空中線系並びに多重無線設備及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用の概要

(b)法規
 ・電波法及びこれに基づく命令の概要

※馴染みのない項目が並んでいると思った方は、安心してください。4.勉強項目で具体的にわかりやすく記載していきます。


2-4.勉強期間、勉強時間


 下記の図のように、試験日から逆算すると勉強可能日数が意外と短いことがわかります。早めに試験日の目標/計画を立てることが大切です。
  
 日々の業務/仕事や部活動等々を考慮すると90日間〜120日間の勉強・学習日数は必要と思いますので、コツコツ・こつこつ進めることが『合格への道』です。



2-5.養成課程、養成講座、講習会

総務大臣が総務省令で定める基準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者・・・電波法第41条第2項(2)


 (a)公益法人日本無線協会の養成課程での取得方法
  尚、全国11拠点の本部・事業所があり「第一級陸上特殊無線技士養成課程」は、下記の5拠点(色強調)となります。・・・下記※1 参照
 また、受講するにあたり、諸条件(実施期間、場所、募集人数、費用、最終学歴等)がありますので、注意ください。
 (概要:該当する証明書、平日8日間、67,000円等)

 (b)民間企業が計画する養成課程での取得方法
  ※詳細の記載をお待ちください。・・・2014年2月


※1
東京(公)日本無線協会本部
札幌(公)日本無線協会北海道支部
仙台(公)日本無線協会東北支部
長野(公)日本無線協会信越支部
金沢(公)日本無線協会北陸支部
名古屋(公)日本無線協会東海支部
大阪(公)日本無線協会近畿支部
広島(公)日本無線協会中国支部
松山(公)日本無線協会四国支部
熊本(公)日本無線協会九州支部
那覇(公)日本無線協会沖縄支部
※参考:各種養成課程/資格別一覧表


2-6.申請者数、棄権者数、受験者数、合格者数、合格率


 試験実施報告(白書)の最新版は下記のとおりとなっています。
(2014年7月28日 現在)http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/denpa04.html

 一陸特の合格率は、約30%であり他の陸特である二陸特
(22年度:73.6%、21年度:77.5%)、三陸特(22年度:86.2%、21年度:82.2%)と比較すると難関であることがわかります。また、申請者数に対して受験者数が約80%であり残りの約20%(22年度:2,910人、21年度:2,758人)の方々が、業務の都合、別の勉学、その他の理由で欠席となっているのが現状です。参考に二陸特は、約95%の受験率です。

 一陸特の受験申請者は、二陸特の2〜3倍もあり日々の業務、就職活動等での必要性が高いことが伺えますので、是非、この機会に取得・合格を!!

総務省HPより「無線従事者試験の実施結果」がExcel形式で公開されていますので、抜粋を記載します。


※資格受験者の減少について
   下記のデータより受験者数が減少傾向にあり、平成21年度の受験者数11,306人から平成26年度は、9,188人となり5年間で約20%の減少
  となっています。
   理由は、いくつもあると思いますが、この資格が一旦合格すると永久に保持できること。また、人口減少による受験者数の減があり、更に
  資格二−ズが増えていないことも要因の一つかもしれません。

平成27年度データ

---- 陸上特殊無線技士
第一級 第二級 第三級
申 請 者 数 10,768 6,212 1,473
  棄 権 者 数 2,514 281 99
  受 験 者 数  C 8,254 5,931 1,374
  合 格 者 数  D 2,691 4,619 1,197
  合 格 率 (%) D/C 32.6 77.9 87.1
全科目免除者数


平成26年度データ
  申請者数:11,670人
  受験者数:9,188人 受験率:78.7%
  合格者数:2,786人 合格率:30.3%


平成25年度データ
  申請者数:12,583人
  受験者数:9,401人 受験率:74.7%
  合格者数:2,894人 合格率:30.7%

平成24年度データ
  申請者数:12,625人
  受験者数:9,667人 受験率:76.5%
  合格者数:2,910人 合格率:30.1%


平成23年度データ
  申請者数:12,900人
  受験者数:9,948人 受験率:76.5%
  合格者数:2,996人 合格率:30.1%

 平成22年度データ
  申請者数:13,941人
  受験者数:11,301人 受験率:79.1%
  合格者数:
03,442人 合格率:31.2%

 平成21年度データ
  申請者数:14,064人
  受験者数:11,306人 受験率:80.3%
  合格者数:
03,322人 合格率:29.5%


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