今日の建築やまちづくりの課題は、それを担う主体の参加の問題や建設プロセス全体にまで広がっています。
 これらの課題に取り組むため、鋭い批判精神と力強い行動力、リアリティーに裏付けられた構想力が私たち専門家に求められているといえるでしょう。それを実践するために、従来の設計業務形態の枠組みから一歩踏み出した形での、幅広いネットワークと柔軟で自立的な組織の在り方を模索しています。

 小規模なプロジェクトには個々人が独立した設計者として活動しながら、まとまったプロジェクトの際には映画づくりのスタッフのように、プロジェクトリーダーを軸にチームを組織してこれに取り組んでいます。それは次のような考えによります。
 設計行為が社会に果たす役割は、プロジェクトの大小では計れないということ。また一方で、設計行為に対する責任は、最終的に非常に個人的なものとして位置付けられる性質のものであるということです。

 今後も、小規模でも個々人にとって価値あるプロジェクトに取り組む場を確保し、またまとまった一定のプロジェクトにも積極的に携わっていきたいと考えています。
 建築やそれを含むまちをつくりあげていく行為を、そこに参加する人、またそれを介して新たに出会うすべての人々の喜びの体験として実現することこそが、計画のもっとも重要で高度な課題であると私たちは考えます。
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