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20-26 自動車検査登録事務所新設の動き(2004年5月24日更新)

 かなり前の話になりますが、1994年に湘南ナンバーが登場し話題になりました。そして、1997年に野田ナンバーが誕生、1999年9月1日に栃木県に佐野自動車検査登録事務所が開設され、11月15日より検査・登録業務を開始し、「とちぎ」ナンバーを名乗ると同時に栃木陸運支局直轄区域は「宇都宮」ナンバーに変更されました。
 さて、その次はということになりますが、国土交通省には、運輸省の時代から全国で20か所以上の事務所設置の要望があるそうです。必要性の高いところからできるはずなので、県内に陸運支局(現:運輸支局)しかなく、登録台数の多い(1997年末現在80万台以上)ところを順に挙げてみます。

・群馬(112万):太田市等で動きあり 「太田」+「前橋」になるか?
・宮城(103万):古川市等で動きあり。「古川」+「仙台」になるか? 仙台としては全国で唯一、政令指定都市名のナンバーが存在しないため、頑張っているとのこと。
・京都(93万):久御山町に京都南自動車検査場があるが、そのまま「昇格」するかどうかは不明。地域的には北の方に必要。
・三重(86万):四日市市に四日市自動車検査場があるが、そのまま「昇格」するかどうかは不明。実現すれば「津」+「四日市」か。
・岡山(83万):倉敷市と津山市等で動きあり。津山市で「岡山500ら」「岡山300ら」を枚数限定で実験的に交付しているとのこと。

ところが、事務所を増やすのではなく、下記の動きがあります。


20-27 ご当地ナンバー(2010年12月12日更新)

 事務所新設ではなく、知名度アップによる地域振興等のため、地域名を付けようという動きがあります。一時はシステム変更に多大な費用がかかると言うことで見送られそうになり、イラストを入れようと言う代替案も出ました。
 国土交通省は2004年5月10日、自動車のナンバープレートに地域名を付ける「ご当地ナンバー」を導入する方針を決めました。主な条件は、登録台数10万台以上、既存の表示とまぎわらしいものを使わないこと、全国的に認知された地名、原則として漢字二文字とのことです。また、都道府県をまたがるものは認められていません。2006年度以降に実施する見通しです。
 2004年11月30日の発表によると、 平成18年度から解禁となるそうです。なお、地域名表示の基準については、以下のようになっています。
(1)対象となり得る地域の基準
 1 地域特性や経済圏等に関して、他の地域と区分された一定のまとまりのある地域であり、一般に広く認知された地域であること。また、原則として、単独の市町村ではなく、複数の市町村の集合であること。
 2 当該地域において、登録されている自動車の数が10万台を超えていること。
 3 対象となる地域が、当該都道府県内における他の地域名表示の対象地域と比較し、人口、登録されている自動車の数等に関して、極端なアンバランスが生じないものであること。
(2)地域名の基準
 1 行政区画や旧国名などの地理的名称であり、当該地域を表すのにふさわしい名称であること。また、当該地域名が全国的にも認知されていること。
 2 読みやすく、覚えやすいものであるとともに、既存の地域名と類似し混同を起こすようなものでないこと。
 3 ナンバープレートに表示された際に十分視認性が確保されるよう、原則として「漢字」で「2文字」とする。やむを得ない理由があるとして例外を認める場合であっても最大で「4文字」までとし、ローマ字は認めないものとする。

■ご当地ナンバー情報(主なもの)【 】内は現行ナンバー
 新聞記事によると、20地域が国に申請したとのこと。(下記太字地名は申請済み)
記事リンク切れ

・苫小牧【室蘭】:記事リンク切れ
・弘前【青森】:http://www.mutusinpou.co.jp/news/04060201.html
・三陸【岩手】:記事リンク切れ
    (宮古市から陸前高田市までの9市町村)
        記事リンク切れ→登録台数満たさず実現困難
仙台【宮城】:記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出:全国一番乗り
会津【福島】:記事リンク切れ(会津若松市、喜多方市、田島町、下郷町、舘岩村、桧枝岐村、伊南村、南郷村、只見町、熱塩加納村、北塩原村、塩川町、山都町、西会津町、高郷村、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、河東町、会津高田町、会津本郷町、新鶴村、三島町、金山町、昭和村)
        記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
・日立【水戸】:記事リンク切れ
つくば【土浦、水戸(岩瀬町)】:記事リンク切れ
    (つくば市・下妻市・水海道市・守谷市・坂東市[岩井市、猿島町合併]・谷和原村・伊奈町・八千代町・千代川村・石下町、
     新たに参加表明:古河市・結城市・筑西市[下館市、関城町、明野町、協和町合併]・岩瀬町・真壁町・大和村・総和町・五霞町・三和町・境町)
         記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
・日光【宇都宮】:記事リンク切れ
    (今市市、日光市、足尾町、藤原町、栗山村)
那須【宇都宮】:記事リンク切れ→県へ要望書提出
    (那須広域行政事務組合)
・前橋、東毛、渡良瀬、上州【群馬】:記事リンク切れ→合併問題で断念
高崎【群馬】:記事リンク切れ→県へ要望書提出
    (高崎市、安中市、榛名町、倉渕村、箕郷町、群馬町、新町、松井田町)
・太田【群馬】:記事リンク切れ(陸運特区構想)→ナンバー新設はない模様
川越【所沢】:記事リンク切れ(川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町)
        記事リンク切れ→県へ要望書提出
成田【千葉】:記事リンク切れ(当初希望の英字のNARITAは断念)
    (成田市、富里市、下総町、神埼町、大栄町、多古町、蓮沼村、松尾町、横芝町、芝山町)
        記事リンク切れ→県、国土交通省へ要望書提出
・船橋【習志野】:記事リンク切れ(登録台数の条件は満たしているが、地域分断を国から指摘され断念)
【野田】:記事リンク切れ
    (柏市、我孫子市)
        記事リンク切れ
        記事リンク切れ→県へ要望書提出
豊島、池袋、としま【練馬】:記事リンク切れ
    (豊島区)
杉並【練馬】:読売新聞武蔵野版(2005年3月10日)
    (杉並区)→単独自治体では不可のため、断念。
・武蔵野【多摩】:記事リンク切れ
    (武蔵野市、三鷹市、小金井市、西東京市、小平市、国分寺市、国立市)→東京は既に5種類(品川・足立・練馬・多摩・八王子)あるのでこれ以上細分化するのは難しいとのこと。
富士山【山梨】:記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
    (富士吉田市、上九一色村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町)→静岡県側と連携を図る計画であるが、複数の運輸支局(関東・中部)をまたぐ地域名は、システムの都合で当面は認めない方針。
    【沼津】:記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出

    (富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町、芝川町)
金沢【石川】:記事リンク切れ
    (金沢市、かほく市、津幡町、内灘町)
        記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
        記事リンク切れ→北陸信越で最優先要望
・佐久【長野】:記事リンク切れ

    (佐久市及び南北佐久郡の12市町村)
・軽井沢【長野】:記事リンク切れ
    (小諸市、軽井沢町、御代田町)
諏訪【松本】:記事リンク切れ→県へ要望書提出
    (岡谷、諏訪、茅野、下諏訪、富士見、原)
        記事リンク切れ→国へ要望書提出
・伊那【松本】:記事リンク切れ
・南信州【松本】:http://www.minamishinshu.co.jp/news2004/7/23n3.htm
    (松川、高森、喬木、豊丘、大鹿)
伊豆【沼津】:記事リンク切れ(熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町)
        記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
豊田【三河】:記事リンク切れ
岡崎【三河】:記事リンク切れ
一宮【尾張小牧】:記事リンク切れ
・四日市【三重】:記事リンク切れ
    (四日市市、朝日町)→朝日町より時期尚早との意見、実現断念
鈴鹿【三重】:http://www.city.suzuka.mie.jp/mass/files/68.html(鈴鹿市、亀山市)
        記事リンク切れ→県へ要望書提出
        記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
・伊勢【三重】:中日新聞三重版(2005年1月14日)?
・伊勢志摩【三重】:記事リンク切れ→時期尚早として伊勢志摩地区広域市町村圏協議会では取り組まない方針。
【大阪】:記事リンク切れ
→大阪:なにわ:和泉:堺=117:70:54:28(軽自動車除く)
記事リンク切れ
・松江、出雲【島根】:記事リンク切れ→導入見送り
倉敷【岡山】:記事リンク切れ(倉敷市、笠岡市、井原市、早島町、船穂町、金光町、鴨方町、寄島町、里庄町、真備町)
        記事リンク切れ→総社市は様子見
        記事リンク切れ→県へ要望書提出
下関【山口】:記事リンク切れ
        記事リンク切れ→県へ要望書提出
        記事リンク切れ→県から国土交通省に要望書提出
・天草【熊本】:記事リンク切れ
    (本渡市ほか)
奄美【鹿児島】:記事リンク切れ(名瀬市、大和村、宇検村、瀬戸内町、住用村、龍郷町、笠利町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、与論町)
        記事リンク切れ→県に要望書提出

■2005年7月29日に国土交通省により公式発表され、申請した20箇所のうち18箇所が内定しました。
2006年3月1日に国土交通省の発表によると、2006年10月10日から「つくば」以外の17地域で導入され、「つくば」については県税システム更新に合わせて2007年2月13日からとのことです。

 ご当地ナンバー情報(2006年3月3日更新)


20-28 市町村合併に伴う管轄変更(2011年10月1日更新)

 いわゆる「平成の大合併」により市町村の再編が劇的に行われています。それに伴い管轄区域の変更が行われた地区があります。特に広島県では動きが大きくなっています。

2004年4月1日 静岡→浜松 静岡県榛原郡御前崎町(御前崎市)
2004年4月1日 福山→広島 広島県豊田郡川尻町(呉市)
2004年4月1日 福山→広島 広島県甲奴郡甲奴町(三次市)
2005年2月7日 福山→広島 広島県豊田郡安芸津町(東広島市)
2005年2月13日 松本→岐阜 長野県木曽郡山口村(岐阜県中津川市)
2005年3月1日 いわき→福島 福島県田村郡滝根町・大越町・都路村(田村市)
2005年3月20日 福山→広島 広島県豊田郡安浦町・豊浜町・豊町(呉市)
2005年3月22日 広島→福山 広島県賀茂郡大和町(三原市)
2005年3月31日 福山→広島 広島県甲奴郡総領町、比婆郡西城町・東城町・口和町・高野町・比和町(庄原市)
2005年10月1日 水戸→土浦 茨城県西茨城郡岩瀬町(桜川市)
2006年1月10日 とちぎ→宇都宮 栃木県下都賀郡国分寺町(下野市)
2006年3月27日 土浦→水戸 茨城県新治郡玉里村(小美玉市)
2009年6月1日 静岡→富士山 静岡県庵原郡富士川町(富士市)
2009年6月1日 群馬→高崎 群馬県多野郡吉井町(高崎市)
2010年3月23日 大宮→春日部 埼玉県南埼玉郡菖蒲町(久喜市)
2011年10月1日 宇都宮→とちぎ 栃木県上都賀郡西方町(栃木市)


20-30 分類番号三桁化は26地区で先行実施(2005年2月6日更新)

 分類番号三桁化は、各運輸局から1つ以上の陸運支局(現:運輸支局)または自動車検査登録事務所が選ばれ、1998年5月から下記の26地区で実施されました。(軽自動車は2005年1月から実施)

運輸局 先行実施地区(地名)
北海道 札幌
東北  宮城、岩手
新潟  新潟
関東  品川、横浜、湘南、大宮、千葉
中部  名古屋、尾張小牧、三河、豊橋、静岡、沼津、浜松、富山
近畿  大阪、神戸、奈良
中国  広島、福山、岡山
四国  愛媛
九州  福岡
沖縄  沖縄(本島のみ)

 その先行地区を見てみると、名古屋や横浜のように7ナンバーを使い切りそうな勢いの所は早急に対処しなければならないのは分かりますが、まだまだ余裕のある所もあります。詳しくはナンバー別登録台数を参照して下さい。同一県内に事務所が複数あるのに1か所だけの所もあれば、愛知、静岡、広島のように全て仲良く実施しているところもあります。東北管内で宮城は分かるが何故、岩手もなのか(宮城の次に台数が多いのは福島)とか、四国管内では運輸局のお膝元の香川ではなく、隣の愛媛(登録台数が多い)だったり、近畿管内では大阪、神戸で実施されるのに、京都ではなくて奈良だったり(奈良より京都、なにわ、姫路、滋賀の方が登録台数が多い)とか、選定理由がわかりにくいところがあります。なお、先行地区実施1年後の1999年5月からは予定通り全国展開されています。


20-31 地名と平仮名部分がアルファベットのもの(2010年12月12日更新)

 テレビや雑誌等で地名と平仮名部分がアルファベットのナンバーを見かけることがあります。「国際ナンバープレート」ともいいJAFで代行発行しています。

 「TKS」は「品川」を表し、平仮名の部分はローマ字表記(昭和29年内閣告示第1号「国語を書き表す場合に用いるローマ字のつづり方を定める件」第1表に掲げるローマ字、例:「ち」「つ」→「TI」「TU」)で、一連指定番号は真ん中の「−」がないものになっています。これは「道路交通に関する条約」に基づくもので、海外(条約締結国)で自動車を運行する際のナンバープレートです。登録については「道路交通に関する条約の実施に伴う道路運送車両法の特例等に関する法律施行規則」に定められています。
 なお、原動機付自転車の場合も使用の本拠地を管轄する運輸監理部又は運輸支局(自動車検査登録事務所)の表示になります。その際は分類番号と平仮名は使わずに地名と四桁までのアラビア数字で表示するそうです。
 運輸支局又は自動車検査登録事務所の表示する「ラテン文字」については別表で紹介します。原則として運輸支局名の各漢字をローマ字表記した際の頭文字を組み合わせた二文字(例:山…Y、梨…Nで山梨はYN)が使われています。自動車検査登録事務所がある場合は三文字目に事務所名の頭文字(例:東京…TK、多摩…Tで多摩はTKT)を使います。地名が一文字からフル表示された際には、地名一文字時代のものと区別するために運輸支局を表す二文字とその地名の頭文字の三文字(例:札…SP、札幌…SPS)が使われています。


20-41 ダンプカーの荷台の地名(2010年12月12日更新)

 ナンバープレートとは直接関係ありませんが、ダンプカーの荷台に地名や数字が書かれているのにお気づきかと思います。これは「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」によるものです。その第1条で「この法律は、土砂等の運搬の用に供する大型自動車の使用について必要な規制を行うとともに、土砂等の輸送に関する秩序を確立し、もって道路交通法の安全に寄与することを目的とする。」とされています。

 地名は全て二文字表記ということになっています。1985年以前は頭文字表示だったかどうかは不明です。なお、「春日部」「習志野」「袖ヶ浦」等で三文字を見たという情報も寄せられています。

滋賀では下2桁「49」が目撃されています。

ダンプカー表示番号目撃情報


20-51 地名の字体は全国共通ではない

 同じ文字を使っていても比べてみると字体が異なっているものがあります。また、普通の活字とは違った特色のある文字を使っている地区があります。