江戸川大会 フォ〜U


12月2日(日)、江戸川グリーンパレスに於いて開催された第21回江戸川ベンチプレス大会に参加しました。
奇しくも、本日神戸では「全日本ベンチプレス選手権大会」が開催されていました。殆どのパワーリフター&ベンチプレッサーが全日本に注目しておられる最中、密かに裏番組(by天野さん)で開催された江戸川大会。たかが裏番組と侮ることなかれ、小谷さんやトーマスさんらも参戦し、レベルは中々のものでした。
僕の狙いは大会記録(185kg 1996年に荒川さんが樹立)を11年振りに塗り替える事でした。只今、調子は絶好調!是非とも達成したいところでした。
僕のベンチプレス大会デビューは1997年の同大会、当時は今と違ってプッシュプルルール(尻浮きはNG)でしたが、全盛期の酒井さん、荒川さんの180kg挙上の試技を見て唖然としたものでした。「一体何年努力したら180kg挙げられるようになるのか?」当時は180kg挙げることなど遠い夢の世界でした。あれから丁度10年、色々紆余曲折ありましたが、ようやく大会記録を狙える位置まで辿り着きました。非公式大会ですが、公式大会同等で調整して臨んだ大会。朝から気合入りまくりでした。
愛車のHONDA FITで高速使って(江戸川区在住の時は自転車で行っていたのになあ〜)午前8時50分に到着。9時の検量開始に間に合ったと思って会場に行ってみると、何と会場はもぬけの殻でした。「あれ、日にち間違えたかな?いや、江戸川グリーンパワー会の方は数名いらっしゃったし。」そう考えながら、会場に隣接している江戸川グリーンパワー会のジムの貼り紙を見てみたら、検量開始11〜13時 試合開始14時と書かれていました^^;。僕もかれこれ今回で9回目の出場になりますので、いつもの開始時間で来てしまいました。
試合開始まで時間が空いたので、
緊急企画!MASAO.HGゆかりの史跡巡り

を本邦初公開します(笑)。まあ、シャレのつもりでお付き合い下さい^^。
一之江地区

旧HG邸その1(1994年6月〜2000年
11月)。大学を卒業し、江戸川区の某ステンレス卸問屋に就職したHGは、青梅から上京して(青梅も一応東京都ですが^^;)最初はこの独身寮に入寮しました。社長の家を改築して建てられた独身寮。会社まで徒歩5分という立地条件の良さから、週2〜3回は先輩社員の夜襲に逢いました(笑)。
僕が住んでいた所は3階の出窓が見える場所です。2000年10月、会社の倒産により、会社の資産であった独身寮も没収。現在は個人宅となっています。

旧HG邸その2(2000年12月〜2004年5月)。会社の倒産によって寮を追い出されたHGは、寮から100メートル西方に位置するアパート(1R)を賃貸しました。倒産後、残党によって結成された新会社に参加。会社も浦安に移転して、車で通勤していました。相模原の営業所に転勤するまでは、ここに住んでいました。

HGの勤めていた会社跡地。かつてここには広大な倉庫、営業所が立地していました。現在は分譲住宅になっています。

旧HG邸その2から3分も歩くと、このような風景に遭遇します。川では釣りも出来、ハゼ、手長エビ、コイ、スズキ、ウナギ等が釣れます。

HGがよく利用していたコンビニ「ポプラ」。コンビニらしからぬ、アットホームな雰囲気が好きでした。

旧HG邸から近く、会社の同僚と良く飲みに行った居酒屋「大扇」。オススメはレバ刺しとイモチーズです。

HGが利用していた床屋「ヘアーサロンイケダ」。気さくな店主とその息子さんで経営しています。江戸川を離れる時、餞別としてビール券を頂きました。その時の御礼も兼ねて、時間があったので散髪してきました。

「やきとり串太郎」。持ち帰り専門ですが、ここの焼き鳥は「安くて、美味い!」です。確かモモで一串70円です。それ以上にオススメなのが「鶏の唐揚げ 100g150円」です。これは絶品です。
船堀地区

HGイチ押しの定食屋「弁富」。新川地下駐車場の近くにあります。ここの定食は「安い!ボリュームある!美味い!」とHG三ツ星を獲得した定食屋です(笑)。但し、日曜日は定休日です。
ここの店主は競馬好きで、よくHGと競馬談義をしたものでした。

ここがHGの古巣「ユアースポーツ船堀」(1999年6月〜2004年5月まで在籍)です。普通のマイナーなスポーツクラブで、メイン(セールスポイント)は水泳ですが、何故かベンチプレスのレベルがメチャクチャ高かったです。世界チャンピオンの片瀬さんを筆頭に、精鋭揃いのユアー軍団。全盛期は東京大会の団体戦で、何とあのパワーハウスに勝ったそうです。僕が知っている限りでも、ベンチプレス150kg以上(止め無し)挙げる人間が10人はいたと思います。
HGも、練習仲間がライバルで、常に皆がお互い刺激し合ってトレーニングしていました。HGの礎を築いたユアー船堀。現在活躍されている選手が石井さん夫妻のみとは、寂しい限りです。

船堀のシンボル「船堀タワー」。無料で高速エレベーターを使って地上103mの展望台まで昇れます。

船堀タワー内にあるポール。このポールは一体何の意味?と突っ込まれそうですが(笑)。実はですね、HGはこのポールを製造した業者に営業で売り込みに行っていました。足繁く通った結果、ポールとロープを結ぶ接続金具の部分を発注頂きました。そう、このポールにはHGの血と汗がにじみ出ているのです(笑)。

展望台から東京ベイエリアを眺めた風景。特に夜は絶景です。

皆さん、HG史跡を巡る旅、ご堪能して頂けましたでしょうか?それでは、サイナラ〜、サイナラ〜。
って、全然大会の事レポートしてないじゃないかよ〜
と突っ込まれそうなので、それでは本題へ。

ブログ「EGPベンチプレス」でお馴染みのかくたさん。何と前日は神戸の全日本ベンチに出場し、昨日の夜帰京しての連闘。それでも130kg成功とは立派の一言です。全日本では三振していまい残念な結果に終わりましたが、元気な姿を拝見して何よりでした。

ベンチプレス75kg級の第一人者、小谷さん。記録165kg(公式挙げ)。今大会の最優秀選手(フォーミュラ1位)です。

棚町さん。記録95kg。HGと同い年です。

ボディビルダーの中村さん。記録135kg。HGと比較しても、とても体重75kgには見えません。それもそのはず。ボディビル東京オープン優勝の実力者です。来年の「月刊ボディビルディング」に中村さんのインタビューが掲載されますので、是非御覧になって下さい^^。

「ベンチプレスの大会なのにビルダーパンツ!
でも、そんなの関係ねぇ〜!そんなの関係ねぇ〜!そんなの関係ねぇ〜!ハイ!オッパッピ〜〜。


築地丸武の従業員、亀井さん。今回がベンチプレス大会初参加。記録117.5kgと練習を含めて自己ベストを出しました。

築地丸武従業員一同。勿論ジョークですよ(笑)。

おぐらあんさん。記録は何と87.5kg(女性ですよ)。英知事正夫の5倍挙げますね^^;。マラソンベンチも脅威の79回。あの児玉大紀さんも惚れ込んだ素材。女性では数える程しかいないノーギア100kgも達成するかもです。

やっさん攻めの一撃!の競馬評論家としてもお馴染みのやっさん。今回、有難い事に、バルククラブのTシャツを着用して試技に挑んで下さいました。

超激戦の82.5kg級を制したトーマスさん(左 記録155kg)と、同階級2位(右 記録152.5kg)のやっさん。

中村さんとじゃれ合うtakeさん。takeさんも記録147.5kgと段々強くなっていますよ。

大激戦の82.5kg級は、管理人も試技に入ってしまいましたので、写真撮れませんでした。ゴメンナサイ!
お待たせ致しました。それでは、MASAO.HGのコーナーです。
第一試技 180kg 白3つ 成功

念のため、江戸川ルールを説明しますと、「プレス」コールもあり、公式大会と同じ形式で行われます。当然、バウンド(止めなし)、足の裏がピタリと付いていない、頭、尻の浮きはファールです。但し、傾き、2段挙げは多少おおめに見ています。いちいちルールに対応するのが面倒だったのと、誰にも文句を言われない試技をしたかったので、公式大会と同じように試技に挑みました。
今回の目標は190kg。第一試技は10kg軽い180kgをチョイスしました。そういえば、僕の江戸川大会でのベスト記録は177.5kgでした。いきなり大会自己ベストに挑戦となりましたが、先日足上げナロー胸止め1〜2秒でも成功している重量。もし失敗したら、本当に偽証罪で訴えられますよ(笑)。
今回は調子が良かったので、バーベルは電光石火の如く挙がって行きました。
第二試技 185kg 白3つ 成功 大会タイ記録

第二試技は185kgをチョイス。これに成功すれば、11年前に樹立した荒川さんの記録に並びます。
今から10年前、世間知らずの僕は、当時ベンチプレスMAX130kgで自分は結構強いと思っていました。そんな時、当時トレーニングしていた区営体育館に、江戸川ベンチプレス大会の参加申込書があったのを発見しました。
「よし!一丁力試しに出てみよう!」ルールも何も知らなかったのに、ただ勢いで参加しました。優勝は無理でも、僕以上に挙げる人はそうそういないと思っていましたので、上位入賞する自信はありました。
結果は、練習でのベストタイの130kgで、ラッキーにも3位入賞(82.5kg級)する事が出来ましたが、言うまでも無く、僕以上に重い重量を挙げる人はたくさんいらっしゃいました^^;。因みに、この記録ではハイレベルだった今年の大会だったら最下位ですよ(笑)。
そして何よりも衝撃的だったのが、酒井さん、荒川さんが180kg挙げた時でした。何セ、生でベンチプレス180kg持ち上げる人を初めて見ましたので。「この江戸川区内でも、こんなに常識外れの凄い人が二人もいる。」自分は大して強くない(というか弱い)と実感したと共に、少しでも酒井さん、荒川さんの域に近付きたいと思いました。
僕にとっては神様のような存在でもある酒井さん、荒川さんの記録に、あれから10年経った今、その記録に挑戦しようとしている僕がいる。当時からすれば、こんな事は全く夢にも思わなかった事なので、記録に挑戦すること自体がとても嬉しくて、人目に付かない所で泣いてしまいました。
「絶対に挙げる」そう心に強く念じて試技に挑みました。
結果は、公式大会でも通用する挙げ方で軽く挙がりました。まずファールはないと思っていましたので、判定のランプが付く前に思わずヨッシャ〜と雄叫びを上げてしまいました^^。
第三試技 190kg 白3つ成功 大会新記録^0^

本当は、酒井さん、荒川さんの記録に並んだだけでも満足だったのですが、こうなったら是非新記録達成で最後を〆ようと思いました。185が一杯一杯でしたら、刻んで187.5にしようと思っていたのですが、思いの他軽かったので迷わず190kgを申請しました。190に成功すれば、大会新記録は勿論のこと、自身2度目の江戸川大会MVPもほぼ確実になりますので、この試技に自分の全てを注ぎました。
試技に集中する為、10年前と同じように、ベランダに一人出て外の風景を眺めるHG。10年前と変わらず、ビルに囲まれた江戸川区の景色を眺めながら、「これって夢じゃないのかな?」と本当に思いました。それを確かめる為に思わず頬をつねった位でした(笑)。
現実は、新記録に挑戦している事が分かった時、やはり嬉しさで涙が出てきました。
「あの時の酒井さん、荒川さんが主役であったように、今回は僕が主役を引き継ぐ。絶対に成功させて、会場を感動の渦に巻き込もう」そう強く決心して、第三試技に挑みました。
いつもの様に、渾身の気合を込めて最後の試技に挑むHG。その時、会場がシーンと静まり返っている事に気付きました。こんな僕の試技のために、皆様が固唾を呑んで注目して下さっている。絶対に挙げなければと思いました。
ハンマー投げの室伏選手ばりの雄叫びと共に、バーベルは自分でも信じられないくらいに軽く挙がりました。結果は白3つで成功!11年振りに大会記録を塗り替えました。
「ヨッシャ〜〜〜〜〜」
と、会場が割れんばかりの雄叫びをあげました。10年前の夢が、今ここで実現しました。嬉しさの余り感涙するHG。多くの方と握手、ハイタッチした後、最後に酒井さん、荒川さんの所を訪れました。お二方から祝福の言葉を頂くHG。僕は、
「お二方のお陰で僕もここまでこれました。本当に有難うございました。」と御礼をしました。

荒川さん(左)と酒井さん(右)との記念撮影。江戸川大会の180kg倶楽部です。今回、僕もようやく仲間入りする事ができました^^。
「年寄りと一緒に写真撮ってもしょうがないよ。」と言われましたが(笑)、今も変わらずにリスペクトしている酒井さん、荒川さん。僕にとってはお宝写真です。
お二方とも全盛期の力はもうありませんが、毎年元気に参加されております。特に荒川さんは、糖尿病を患って以来記録がガタ落ちしてしまいました。記録がガタ落ちした為に競技を止めていく人が多い中、きっと本人も悔しいと思っていらっしゃると思いますが、毎年参加されている姿を見て、僕も勇気付けられています。
僕も過去にネフローゼという腎臓病を患った以上、まれに何十年経っても再発する人がいるので、僕にも再発の可能性があるということです。再発したら記録はガタ落ちする事は目に見えて
いますので、例え記録が半分に落ちたとしても、大会には参加して行きたいと思っています。
表彰式

階級の表彰式 詳しい結果は↓へどうぞ
Yahoo!ブログ - EGPベンチプレス

「やっぱり」と言いますか(笑)、HGコスチュームで表彰式に登場

これはあくまでも「サービス」ですよ^^。決してふざけている訳ではありません。まあ、僕にとっては、これが「制服」と言えますが(笑)。

マラソンベンチ表彰式。マラソンベンチとは、男性が体重の同重量、女性が体重の半分の重量を何回挙げられるかを競う競技です。

団体戦表彰式。1位ゴールドジム北千住 2位 江戸川グリーンパワー会 3位 東京ベンチクラブ

見事、2年連続最優秀選手賞(フォーミュラ係数1位)を獲得した小谷さん。「HGに190kg挙げられたら俺の負け」とおっしゃっていましたので、190kgに成功して「よっしゃ!MVPも頂き!」と思っていたのですが、見事に騙されました(笑)。確かに、現在のフォーミュラ計算では僕が上回っているのですが、江戸川大会には江戸川ルールがあり、仕方が無い事です。
「絶対この計算おかしいよ〜」と呟きながら、表彰台に上がっても計算機を弾いていた姿が印象的でした(笑)。
昔からの第一人者である小谷さんからフォーミュラ対決で勝負を挑まれること自体、僕にとっては物凄く光栄な事です^^。

「ジャッキー」ことかくたさんと。今回は大会運営及びにやっさんのセンター補助をやっていただきまして大変感謝しております。

大会終了後、新小岩でゴールドジム北千住チームの打ち上げに参加(僕も一応パフォーマンス部SDなので^^)。takeさんと○本さんの漫才は最高に笑えました^^。是非、来年はM−1グランプリに出てもらいたいものです(笑)。

今回めでたく新記録達成しましたが、この記録もやがて誰かに破られるでしょう。そして、この階級は体重82.5kg以上であれば体重無制限なので、記録を破ろうと思えば破れる人もたくさんおられることも分かっています。しかし、江戸川大会生え抜きとして、最初は185kg達成などゴールの見えない遥か遠い道のりでしたけれども、10年の歳月をかけて、ようやくそのゴールに辿り着いた事に関しましては誇りを持っています。僕も最初は平凡なベンチプレッサーでした(今でもそうですが)が、こうして新記録樹立できました。ですから、皆様も「これでいいや」と決して妥協せずに、日々地道に頑張って下さい。
そうは言っていますが、ディープ高橋さんまでの道のりは、まだまだ長いなあ〜(笑)。
次の大会参戦は、あのジャパンオープンです。前年以上に厳しい戦いが予想される大会、僕の育った江戸川区代表として恥ずかしくない戦いをする事を誓います。
最後に、センター補助して下さった石井さん。有難うございました。石井さんとは補助の呼吸が合うので、今回依頼しました。お陰様でいい記録が残せました。
そして、朝早くから大会準備に携わっていた江戸川グリーンパワー会の皆様。有難うございました。こうした方々の影ながらの努力によって、僕も安心して競技に臨めることを実感しました。
そして、応援して下さった皆様、本当に有難うございました。
(完)

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