2011年ジャパンオープンベンチレポート
群雄割拠の乱世編
僕が一年間の内で最も力を入れている大会であるジャパンオープンベンチプレス大会が、今年も大阪府松原市の阪南大学体育館にて開催されました。

今年からの階級変更に伴い、今までの日本記録は凍結され、新たな日本記録が誕生します。
要するに、各階級の優勝者が即ち、日本記録保持者になると言う事です。
さらに、今年から全国規模の大会でなければ日本記録は認定されないので、今回優勝すれば、最低1年間は日本記録保持者に認定されます*。
そして、今大会の傾向として、児玉選手、福島選手、酒井(strongyas)選手といった絶対王者がいる階級は、いつもより参加人数が少なく感じられました。
本来、93kg級にも、ディープ高橋さんという絶対王者(最高記録218kg)がいるのですが、怪我により今年は参加できないという情報が全国に流れたのか?只今のガソリンスタンド渋滞ではないですが^^;日本記録を目指してこの階級に強豪が集まってしまいました。
僕も、ディープさんが参加出来ないという情報は早くから知っていましたので、優勝狙うならこの階級しかない!!と思っていました。
ところが、蓋を開けてみると、旧82.5kg級、90kg級、100kg級の強豪が93kg級に一同に集まって来ました^^;
参加エントリーも、この階級では異例の18名(一般の部のみ)と、正しくフルゲートの大激戦です。
この件は、後程触れるとして、先ずは気休めに前日の旅日記を御覧下さいませ^^。
*また従来通り、地方大会でも日本記録は認められるようになりました(2級審判以上のジャッジが必要)

例年通り、八王子発の夜行バスに乗って大阪入り。午前7時20分、ほぼ予定通りに天王寺(あべの橋)に無事到着しました。

一旦難波に戻りコインロッカーに荷物を入れて、南海電鉄高野線に乗りました。そして、今年も尊敬する真田信繁(幸村)公の第二の故郷九度山にきました。

流石は関西圏、新聞屋のポスターも、元阪神タイガースの正捕手、矢野耀大(あきひろ)評論家です!!
関東のタイガースファンにとっては、本当に羨ましい限りです。

やっぱりここは、真田幸村。今大会の翌週(3月6日)には、ここ九度山で甲冑姿のコスプレイベントが開催されるそうです。
そのヒーロー像から、イラストではとてもハンサムですが、大阪の陣の頃の実際の幸村は、貧相で冴えない姿の老人だったそうです。

真田幸村が出陣した大阪冬の陣から400年目に当たる2014年のNHK大河ドラマ「真田幸村」実現に向けて署名活動を行っていまし
た。

大河ドラマファンの僕は当然大賛成ですので、署名しました。
幕末の志士不動の人気ナンバー1が、去年放映された「龍馬伝」の主人公である坂本龍馬なら、戦国時代の武将不動の人気ナンバー1は真田幸村ですので、ヒットするとは思います。
但し、最後の1年前までは不明な点が多すぎるので、殆ど創作になるとは思いますが。

幸村が14年間幽閉されていた所「真田庵(詳しくは去年のジャパンオープンレポート参照)」にて。

大阪冬の陣の3年前にここで天寿を全うした稀代の名将父真田昌幸の墓。
もし、昌幸が大阪の陣まで生きていたら、戦局は大きく変わっていたかもしれません。
その分、幸村が現在の知名度・人気を得る事もなかったと思いますが。
大阪の陣当初は、あくまでも、名将真田昌幸の息子位の扱いでしたから、作戦を提案しても、豊臣譜代の家臣を納得させる事が出来ませんでした。父昌幸なら実績もあったので、作戦は可決されたと思いますが。

実際に真田幸村が大阪夏の陣で使用したといわれる十文字槍の矛先。
真偽の程は分かりませんが^^;
でも、これを見ると強烈なインスピレーションを感じます。何だか物凄いエネルギーを貰うような・・・・。

今回は、真田庵から少し足を伸ばしました。昔ながら街並みをぶらり。


世界文化遺産に認定されている慈尊院。高野山の表玄関に立地しています。高野山が女人禁制だったのに対し、ここは女人も参詣出来たので、別名「女人高野」と呼ばれています。

慈尊院から階段を昇ると、「勝利寺」という寺がありました。何だか縁起が良いので思わず立ち寄りました。

真田庵に別れを告げ、九度山を後にしました。
南海高野線に乗って橋本駅に戻り、そこからJR和歌山線という超ローカル列車に乗って、和歌山市に行きました。
途中何度もうたた寝しながら、田んぼやキャベツ畑の広がる風景を眺めていました。
たまには、ローカル線に乗って、ゆっくり周りの景色を楽しむのも風情があって良いです。

JR和歌山駅に到着して、3年ぶりに井出商店に行ってきました。
和歌山ラーメンの超有名店ですが、午後4時ちょっと前だったので、並ばずに入れたのはラッキーでした。

某ラーメン評論家が絶賛したため、瞬く間に全国区となりました。
以前、新横浜ラーメン博物館に出店していた時は、1時間待ちはザラでした。
現在のご当地B級グルメブームも、こうした店が火付け役になったからでしょう。

徳川御三家の居城である和歌山城へ。今回は夕方だったので、中には入りませんでした。
和歌山市駅から南海電鉄に乗って帰阪しました。
先ずは梅田にある阪神百貨店で、恒例行事であるタイガースショップに行ってタイガースグッズを買いあさりました。
そして、もう一つの恒例行事である・・・・・

ちょぼ焼きとみっくすじゅーす。これだけは大阪にきたら欠かせません。


最後は宿泊先の大阪難波にて。もうお馴染みの光景です。
現在、東京の繁華街は節電により街の照明がかなり消えましたが、道頓堀でもそういう姿を想像すると、大変違和感があります。何だか大阪ではないような・・・・
こうして見ると、改めて電気の有り難さを感じます。
例年通り、カプセルホテルアムザ1000に泊まり、明日への英気を養いました。
ホテルの体重計で体重測ったら、何と94.8kg。1.8kgオーバーです^^;
従って、明日の朝食はなしです。
2月27日(日) 決戦当日
朝の検量で92.9kg。今年から僕の階級は12時から検量受付となりましたので、それまで何も食べなければ大丈夫でしょう。とりあえず安心しました^^。
ホテルで朝風呂入り(ここは露天風呂もある大浴場なので良い)、8時にはホテルを出発しました。
受付・検量の前に、10時から始まるドーピング講習に出席しなければなりませんが、その前に毎年恒例のパワースポットに立ち寄りました。

そう、天王寺駅から徒歩15分位の所にある安居神社です。
もう御存知だとは思いますが、真田幸村が戦死した場所です。
今回は、今大会の目標であるベンチプレス200kgにちなんで、200円を賽銭箱に入れ、必勝祈願しました。

そしてもう一つ、焼酎水割をお供えしました。
幸村は焼酎が大好きだったそうです。これは前大会で好成績を収められましたので、その御礼です。
ここでもう少し、大会の妄想していたかったのですが、携帯電話の時刻を見たら、何と9時17分!!
「やばい!!ドーピング講習会に間に合わない!!」近鉄阿部野橋駅まで走りました^^;
何とか、間一髪で9時31分発の各駅停車藤井寺行きに間に合いましたが、あと10秒遅れていたら、講習会に遅刻する所でした^^;

ドーピング講習会を終えると、既に女子の試技が開始していました。
東京から参戦のおぐらあんさんのセコンドに付きました。
調子は今一つながら102.5kgに成功!!流石はベンチプレス界のブエナビスタです。
女子の試技が終わり、昼飯食べに昭和SCの宮下さんと一緒に河内天美駅前にある定食屋に行きました。そこには既に、おぐらあんさんがブログ仲間の女性の方と来ていて相席させて貰う事に。
しばらく雑談していましたら、二人組みの女性の方がこちらに近寄ってきまして、「MASAO.HGさんですよね?」と声をかけられました。
聞くところによりますと、とある選手の応援に駆けつけたそうで、僕のHPのファンであるそうです。
やっぱり、知らない人から声をかけられるのって、嬉しいですね^^。HP立ち上げた甲斐があります。一方、知らない人から悪口も書かれますが(笑)。
会場には

*コワモテさんから

イケメンさんまで、様々な人種がいます。
*コワモテ?のケーンは、実際はとても気さくで優しい方です。

長野から参戦の朝井さん。この方も、昨年の実業団ベンチ(僕は見学に行っただけ)で声をかけて下さりました。
競技人口も少なく、情報の乏しい長野県で色々な選手のHPやブログを参考にして、日々トレーニングに打ち込んでおられるそうです。
わざわざ僕のHPをプリントアウトしてまで、ジムの仲間に見せて下さっていると聞いたときは、大変感動しました。
その御礼として、少しの間でしたがセコンドに付かせて頂きました。
結果は、マスターズTで3位入賞!!自己ベストも更新しました。
こういう選手には、もっともっと強くなって貰いたいです。

宮崎県の消防士である宮崎の中年ベンチプレッサーさん。この方も3年前のジャパンオープンで声をかけて下さりました。
当時はまだ大会初心者でしたが、地道にトレーニングを継続されているようで、努力の結果が伺えます。
そうそう、宮崎さんから去年の実業団ベンチの写真をDVDにコピーして頂きましたので、こちらも↓御覧下さいませ!!
2010年全日本実業団宮崎軍団変

愛知軍団の天野さんと大堂さん。この二人は普段いじり合っていますが、本当は大の仲良しです。
そして、僕の最大のライバルでもあります。

ベンチプレス界のカリスマ、アマショーこと天野章一郎様。横顔がとっても格好いいです^^。
勿論、僕は天野様に心底惚れていますが、最近はBさんという強力なライバルが出現!!その地位が脅かされつつあります。
天野様のより一層の奮起に期待です!!
って、奮起ってなんやねん!!(笑)

今回、ベンチコラボレギュラーメンバーの参戦は、僕とバリバリ君だけでした。
今回は怪我の影響により、調子は悪かったのですが、それでも最後まで優勝を狙って行く姿勢には、男を感じました。
流石は、男の中の男です!!僕の尊敬する選手です。

御存知、ベンチプレス界のスーパースター、児玉大紀さんと。
去年の秋、児玉さんからマイミク申請が来た時は、正直ビックリしました。僕は一応mixi会員ですが、殆どmixiは開かないので。
そのお礼も兼ねて、挨拶に伺ったのですが、自ら名乗らなくても、僕の事知っていてくれて感激しました。

これまた、凄いメンバーと。今回最大のライバルとなった大堂さん、まあ君、そして、今回215kgに成功してMVPを獲得し、もはや日本のエースとなった福島勇輝君です。

そして、今回巷で話題となっている、世界のふじやんと感動のご対面。
思わず、感無量です!!
決して、第三試技がアホになるからではありませんよ(笑)。

これまた凄いメンバー。左からstrongyasさん、児玉さん、西尾さんというノーギア220kgオーバートリオです。
現在、ノーギアの日本記録(体重無差別)が氏家さんの持つ225kgですから、いかに凄いかが分かります。


アップ場の風景。とにかく、皆、扱う重量が半端じゃない^^;流石は、ノーギア最高峰のジャパンオープンです。アップ方法も、皆それぞれ個性があり、見ているだけで楽しいです。
毎回こんな連中とトレーニングしていたら、強くなるか嫌になるか(笑)のどちらかでしょう。
それでは、大変長らくお待たせ致しました。
これから、自分の試技のレポートをします。
第一試技 185kg 白3つ ☆成功☆

動画はこちらへ↓
YouTube - 93kg級MASAO.HG選手ベンチプレス185kg
今大会の目標は、ずばり優勝でした。
理由は、去年の暮れ、クリスマスパーティーでBさん邸に招かれた時「来年のジャパンオープンベンチは優勝するから!!」と、宣言したからです。
後程、えらい事言ってしまったと後悔しましたが(笑)、僕にとっては引くに引けない戦いとなりました。
しかしながら、それが僕にとっては大きなモチベーションになりました。
一月に入ってからは、去年の夏から秋にかけての大不振がまるで嘘かのように驚異的な回復を示し、去年以上の状態まで仕上げられました。
2月の初旬にエントリー表がアップされた時、大会一の大激戦になっていたのには正直ビックリしましたが、僕の優勝したい気持ちは揺らぐ事はありませんでした。
大堂さんが93kg級にエントリーしてきた事は正直想定外でしたが、「ああ!!優勝狙って来ているな!!」とすぐに分かりました。
優勝狙う上で最大のライバルは、大堂さんと、成長著しい愛知の怪物まぁ君でした。
一方、まぁ君との対決は避けられないと思っていましたので、去年暮れの段階からまぁ君に勝たなければ優勝はないと肝に念じ、まぁ君に勝つことを目標にしていました。
親友であり最高のライバルである天野章一郎さんは、彼には非常に申し訳ありませんが、今回の状態なら天野さんの後塵を拝することはないと思っていました。
これまた僕の素晴しいライバルであるWM−TAXさんは、減量の上に全日本(高知までの長距離遠征)から中一週の参戦、正直過酷な臨戦過程で優勝は厳しいかな?と思っていました。もし今回僕が負けたらもう絶対に彼に勝つことはない。そう思っていました。
やはり、大会の疲れが激しく、残念ながら棄権となってしましましたが。
大堂さんも、僕を最大の強敵とみなしてくれたのか?エントリー表UP後すぐに、エールのメールを頂きました。
しばらくの間、彼とメールのやりとりしていましたら、話の流れでまぁ君との間で髪切りデスマッチが成立してしまいました^^;
勿論、僕もまぁ君に勝たなければ優勝はないので快く挑戦を引き受けました。
もし、まぁ君に負けて優勝を逃したら・・・・・・・
Bさんとの約束を反故にするばかりか、丸坊主になってしまう^^;
今回の大会は、完全に背水の陣で臨む事になりました(笑)。
優勝ラインは200〜202.5kgとみていましたので、それを目標に調整して行きました。
順調に調整出来たのですが、大会一週間前の塩浜遠征で落とし穴が待っていました。
トレーニング中、右大胸筋の付け根の部分に違和感を感じました。
今まで負傷したことが無かった場所ですので、正直不安でした。
次の水曜日に行った最終トレーニングで不安を払拭させたかったのですが、185kgを挙げた時痛みを感じ、不安定な挙げ方でした。
そして、翌日からはベントローのように右腕を引くだけで痛み出しました。
「やばい!!このままでは10年前の全日本(左大胸筋を負傷して無念の失格)と同じ結果になる。」と、思いました。
「何とか痛みが引いてくれ!!」そう祈るのみでした。実際、大会前日まで痛みは引きませんでした。
僕の祈りが通じたのか?大会当日は多少の違和感こそあるものの、痛みはあまり感じませんでした。
ここは当初の予定通り、185kgとやや軽めのスタートです。
結果は、動画でも分かるように軽く押し上げて成功ですが、やはり右大胸筋を負傷した影響で、フィニッシュの部分で少し右側にバーベルが傾きました。
これは、挙げていて分かりました。
何とか成功しましたが、「正直今日はアカンかな?」と思いました。
その他の調子自体は、良好なのですが^^;
大堂さんは192.5kgを無難に成功!!
まぁ君は、グリップを注意されたのか?リプレイスがかかり、集中力をなくし195kgを失敗しました。
天野様は、177・5kgと彼にとっては軽めのスタートで、当然成功しましたが、少し重たく感じました。
松森さん、中島さんは170kgと軽めのスタートで無難に成功。
辻村さんは果敢に180kgで攻めるも、押し切れず失敗。
上位陣は、まあこんな感じでした。
第二試技 195kg 赤3つ 失敗

第二試技は当初の予定通り195kgを選択しました。正直、今日の状態でしたら190kgを選択するのが妥当でしたが、狙うのはあくまでも優勝、ここで失敗などしていたら、優勝はおぼつかないです。
第二試技を待つ間、大堂さんが、
「アッ!!Bさんが来ている!!いや!!バリバリ君だった!!」
と、僕の精神を動揺させる作戦に打って出てきました(笑)。
でも、Bさんが会場に来ていないのは分かっていますから(笑)。
因みに、開始時間が早ければ、本当に会場に来てくれていたかも知れません。それは紛れも無い事実です。
ところが、僕の第二試技に入る直前、まさかの?アクシデントが発生しました。
それは、天野様が第二試技187.5kgを押し切れず失敗してしまったからです。
これは、僕にとっては全くの想定外でした。
確かに、第一試技は重そうでしたが、天野様ならきっちり修正してくると思っていましたので。
後程、ここで負傷したことが判明しましたが、正直、かなりテンション下がりました。
ここは天野様にきっちり成功してもらって、僕も「天野様には負けられない」というスイッチが入ることを理想としていたのですが。
しかし、ここは喰うか喰われるかの戦場。すぐに気持ちを切り替えて第二試技に臨みました。

バーベルを受けた時点では、それほど重さを感じませんが、やはり身体が言う事を聞きません^^;
負傷した右側がどうしてもブレーキかけてしまい、バーベルを押し切れず無念の失敗です。
去年は同重量であれだけ軽かったのに、悔しい気持ちで一杯でした。
まぁ君は、今度は195kgをきっちり成功!!この時点で、第三試技195kgを成功してもまぁ君に勝ちはなくなりました。
大堂さんは200kgを押し切れず失敗してしまいましたので、現時点ではまぁ君が195kgで単独トップに躍り出ました。
第三試技 197・5kg 赤3つ 失敗

第二試技は押し切れずの失敗だったので、最初は195kgを申請していました。
ところが、197・5kgなら未だ優勝の可能性が残っているので、ここは果敢に攻めました。
もし第二試技で大堂さんが200kgに成功していれば、僕はこの時点で優勝を諦め、195kgに専念していたと思います。
第二試技押し切れなかった原因は、身体が無意識のうちにブレーキをかけていることでしたので、ここは全てのリミッターを外し、「優勝出来るならここで身体が壊れても構わない。とにかく怪我の事は気にせず、全身全霊の力を出し尽くそう!!」という気持ちで第三試技に臨みました。
ここにきて初めて、尊敬する真田幸村公のような戦いが出来ると実感しました。

こうなったら、自分の心対身体の戦いです。御覧のようにバーベルは右に大きく傾いていますが(笑)、執念で何とか最後まで押し切りました。
当然、このような挙げ方では公式大会で通用するはずも無く、赤3つで失敗です。
でも、途中で諦めずに最後まで押し切ったことに関しては、満足しています!!
天野様は第二試技で負傷したようで第三試技は棄権、第一、第二試技を落としもう後が無い辻村さんは第三試技で執念の成功!!
ここで一躍4位に浮上しました。
第二試技で押し切れず失敗した大堂さんは、第三試技で快心の成功!!北京パラリンピック日本代表の底力を見ました。
トリで出場したまぁ君ですが、またしてもリプレイスがかかってしまい失敗。これで大堂さんの優勝が確定しました。

優勝した大堂さんを祝福する筆者。二人との間には、共に全力を出し尽くして戦ったなんとも言えない爽快感がありました。
因みに、この後大堂さんからライバルに敬意を表してか、Tシャツを頂きました。有難うございます^^。

天野様も交えて。今回天野様に関して少し厳しく書いてしまいましたが、やはり僕にとっては最高のライバルです。
彼らとの戦いは、今後も熱くなって行く事でしょう。

バリバリジム一団、関係者の方々と。今回も大変お世話になりました。
最初に関西でのジャパンオープンに参戦した時は、周りに知り合いが殆どいなく、会場の隅でポツンとしていたのですが(笑)、今ではたくさんの方々が手助けしてくださいます。本当に有り難い事です。

優勝 大堂さん 記録200kg(日本新記録)
2位 まぁ君 記録195kg
3位 MASAO.HG 記録185kg
4位 辻村さん 記録180kg
5位 天野さん 記録177.5kg(体重差)
6位 松森さん 記録177.5kg
以上が、93kg級の入賞者です。
結果自体は185kgと、僕にとっては不本意な成績でしたが、優勝狙って果敢に攻めていった結果。悔いはないです。
怪我を推してこれだけのメンバーで3位入賞は本当にラッキーです。
ところが・・・・・・・・・
まぁ君に負けてしまった為、お約束の???罰ゲームが待っていました^^;

動画はこちらへ(><)↓
YouTube - HG.MASAO さん罰ゲームで坊主に!
まさか本当にやるとは思っていませんでしたが、刑は実行されました^^;
でもまあ、優勝できなかったので、どっちにしろ本当に丸坊主にする予定ではいましたので、床屋代浮いて助かりました(笑)。
今回勝者となったまぁ君を皮切りに、児玉さん、福島君、池田さん、西尾さん、ふじたさん等超一流ベンチプレッサーが僕の断髪式に参列して下さったので、この上なく光栄です。
何だか公開処刑みたいな感じがしなくもないですが(笑)。
馬鹿馬鹿しい行為に思われるかも知れませんが、僕は男としての約束を果たしたと思っています。
何だか、戦国時代の敗軍の将の気持ちが十分理解出来ました(笑)。
因みに、もう髪切りデスマッチは受けません(笑)悪しからず。

満面の笑みを浮かべる勝者まぁ君と、泣く敗者HG。こうしてみると、かなり危ない頭だなあ〜〜^^;

まあ、最後はしっかりポーズを決めて!!意外にも坊主頭は好評でしたので助かりました!!
でも、帰り道、結構通行人から僕のこと避けられたなあ〜〜(笑)。
あとがき
皆様、大変長らくお待たせ致しまして、大変申し訳ございませんでした。
あれから2ヶ月、僕の頭の毛も、神奈川が誇るスーパースター☆☆☆大沼陽子さん位の長さになりました(笑)。
ジャパンオープンベンチが終了してから12日後、皆様ご周知のように、東日本では未曾有の大震災に見舞われました。
もし大地震が2週間早かったら、おそらく大会には出場していなかった事でしょう。
そう思うと、無事大会に出場できる事自体、大変有り難いものだと実感しております。
震災以降、毎日テレビのニュースが気になって、とても執筆どころではなくなっていました。
その為、大幅にレポート遅れてしまいまして申し訳ありませんでした。
改めて大会を振り返ってみると、やはり優勝した大堂さんは凄かったなあ〜と思います。
流石に北京パラリンピックに出場した実績は伊達ではないです。
そしてここ一番での勝負強さ。僕も大いに勉強になりました。
彼は上半身の力しか使えませんが、それでも200kgを持ち上げるのですから、ただただ凄いの一言です。
あの試技は未だに僕の脳裏に焼きついています。
そして、僕も、改めて今のフォーム(ベタ寝ナロー)で200kgに成功したいと思いました。
今回のジャパンオープンベンチは、現状で持てる力をフルに発揮したので悔いははないですが、記録的には到底満足できるものではありません。直前の怪我さえなければ、最低でも195は行けたと思います。
ですから、泣きの一回として、今年は全日本実業団ベンチに出場する事にしました。
そこで少しでもジャパンオープンの記録を上乗せできるように頑張ります。
そして、今回も会場で、食事中(笑)で、沢山の方からお声をかけて下さりました^^。大変感謝しております。
会場の隅でポツンとしていた2003年からすれば、想像できない出来事です。本当に嬉しい限りです。
そして、当時からすれば想像出来なかったことがもう一つ!!
今では僕の応援団長になってくれているBさん。いつも僕を心身ともに支えて下さって大変感謝しております。
今回は約束を果たせず、相変わらずの根性なしで申し訳ない気持ちで一杯ですが^^;
そして、こんな拙い僕でも応援してくださる皆様!!本当に有難うございます。
結果は、少々残念な結果に終わりましたが、今回は本当に真田幸村公になれたような気がしました。
(完)
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