ライバルを作れ、そして勝て、そして尊敬せよ!

 そういえばこのHP、どうすればベンチプレスが強くなるのか?といった類のコラムが一つも無いですね(笑)。ということで、今回はベンチプレスの記録を伸ばす秘訣を、自分なりの視点で書きたいと思います。ゴールドジム行徳千葉大会に出場された方には、その秘訣を伝授しましたが。ゴメンナサイ!あれは嘘です(笑)。でもまあ〜信用している人は誰もいないと思いますが(笑)。
 僕のベンチプレス大会出場は、今年で10年目になりますが、いままでたくさんの大会に参加しました。そこでたくさんの強い選手に接する事が出来ました。日本、いや世界でもトップクラスの選手も含めて、ベンチプレスの強い人は大体下記のイメージがあります。
1.とにかく負けず嫌い。
2.とにかく良く食べる。
3.とにかく研究熱心。
4.タバコを吸わない。
5.良きライバルがいる。
 
1については、どのスポーツ選手もそうですが、トップクラスに行けば行くほど、その傾向は強いです。
今から4年ほど前、ベンチプレス関係の新年会(参加者はトップクラスの選手ばかり)に参加したのですが、2次会のカラオケではマイクの奪い合いで大変でした(笑)。そういうところでも、負けず嫌いさが垣間見られました。
 2については、本当、良く食べる人が多いですね。特に肉類が大好きで、大会の打ち上げでは焼肉屋が多いと思われます。ベンチプレスが強くて肉が嫌いな人、僕が知る限りではいません。去年のパワー関係の忘年会で、大皿山盛りの鳥のから揚げが数秒でなくなりました。あの光景を見たのは、高崎山のサル山以来ですね(笑)。
 3については、ライバルの動向、最新のトレーニング、サプリメント等とても詳しいです。フルギアに出場されている方は、○○さんがベンチシャツのつめ方が上手いといった情報を良く知っています。
 4については、当然、喫煙者でも強い方はいらっしゃいますが、その割合は2割弱といったところでしょうか?日本の喫煙率の割合からすると、とても低い割合だと思います。ベンチプレスは瞬発力系のスポーツなのであまり影響は無いと思いますが、何故か吸わない人が多いです。ちなみに僕は、いままで1本もタバコを吸った事がありません。
 5については、僕が一番重要視している点です。よく「どうしたらそのような重さを挙げられる様になるのですか?」と質問されるのですが、僕は「良きライバルに恵まれているからです。」と答えます。
 僕自身、ベンチプレスは強いと思っています。あっ、別に自惚れたり、慢心している訳ではありませんよ。僕と同じぐらい強い人もたくさんいらっしゃいますし、僕以上に強い人もたくさんいらっしゃいます。それゆえに、記録を伸ばして行けたと思っています。よくベンチプレスの大会には興味はあるのだけれども、大会に参加しない人の言い分に、「もう少し強くなってから」というのがありますが、僕としては大会に参加した方が上達は早いと思っています。最初の内は、練習のように思った重量が挙がらないと思います。特に公式大会ではルールが厳しく、つまらないミスをしてしまいがちです。でも、大会慣れすれば、その点も改善されます。それよりも、自分と実力の近い人(ライバル)を見つけられれば、何よりの収穫だと思います。仮に同じくらいの実力の人を見つけられなくても、大会には恐ろしく強い人が参加されていると思います。「僕もあの位の重量をあげたいな」と思えれば、その人はしめたものです。きっと実力も伸びると思います。
 一般のスポーツクラブでトレーニングしていると(多くの人がそうだと思いますが)、どうしても井の中の蛙になりがちです。大会に出て強い人(ライバル)と接する事によって、新たなモチベーションを作っています。
 僕にとって最初のライバルは、元52kg級世界チャンピオン、師匠でもある片瀬勝一さんでした。僕が同じジムに入会当時、彼の方が重い重量を扱っていました。片や、世界チャンピオンで全国的に知名度のある選手。僕はただのトレーニング好きの青年。でも体格では僕の方が勝っていましたので、とにかく絶対重量で勝ちたいと思い、常に意識していました。
 大会で最初にライバルとして強く意識したのが、東京都大会で同い年の松木正道さん。正道さんとは3度対戦し、何れもどっちが勝ってもおかしくない大接戦でした。最初に対戦した時、正道さんから「ライバルが出来て嬉しいです。これからもよろしくお願いします。」と言われた時、とても嬉しかったです。正直、体重差で勝つには勝ったが、実力ではまだまだ敵わないと思っていましたので。でも、次回はライバルとして恥ずかしくない対戦をしようと心掛けました。本当に正道さんとの対戦は楽しかったです。現在は家の事で忙しく、リタイヤ状態と同じジムの方からお聞きしましたが、是非とも復帰して、僕の持っている東京都記録を破ってもらいたいものです。そして、また対戦したいです。
 神奈川県に移ってからのライバルは、90kg級の第一人者。白川太平さんです。現神奈川県記録保
持者でもあり、調子が悪くても170kg以上は確実に挙げてきます。神奈川大会では、太平さんとの対戦を最高のモチベーションにしてきました。今大会仕事の都合で参加されないのは残念ですが、またの対戦を心待ちにしております。
 ジャパンオープンのライバルは、ここまでくると皆強いので、全員がライバルです。特に対戦してて一番楽しいのが、名古屋の天野章一郎さん。試技の内容が僕と同タイプですし、ベンチプレスに掛ける情熱は僕以上です。実力は今のところ五分五分ですので、対戦が待ち遠しいです。
 僕の場合、そういう強いライバルに刺激されて、引っ張られながらここまで記録を伸ばして来ました。ベンチプレスを始めた当初は、「130kg挙がればもういいや」と思っていました(笑)。150kg、180kgなんていうものは夢の世界でした。ここまでこれたのも強いライバルの方々のお陰だと思っています。
 僕にとってライバルは掛け替えの無い存在であり、とても尊敬しています。ライバル=親友と思っていますので、これからもよろじくお願い致します。

MASAO.HGと接戦を演じたライバルの方々とのツーショット。上から、こうさん(大阪府)。天野章一郎さん(愛知県)。尾高清光さん(兵庫県)。永悟さん(静岡県)。階級違いますが絶対重量でトレローさん(東京都)。こうして見ると凄い方ばかりです。

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