ヤング本社工場

「無添加製造で、無期限保存製品を作る無公害理想工場」  新千歳空港隣接

健康とは、身体の抵抗力が正常に働いている状態のこと。
1908年、ロシアのイリヤ・メチニコフが免疫の研究によりノーベル賞を受賞したあと、ブルガリア桿菌の腸内分布が人間の長寿に大きく影響を与えるという学説が学会誌に発表され、ヤングの生みの親である(藤士村 寿 氏の祖父)が日本で初めて乳酸菌の研究を開始してから、ちょうど一世紀(100年)ヤングは新しい一歩を踏み出しました。
飲む免疫力 ・ 飲む抵抗力
ご注文はヤングイレブン「本社工場」 本社へ
ウイルス 縄文人が運ぶ 
読売新聞2009・6・16

成人T細胞白血病(ATL)ウイルスが免疫細胞と神経系をおかす「HAM」は、進行すると歩行困難になり、排尿障害など生活に支障をきたす病気です。

< ATLはヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)が、授乳や輸血などから感染。感染者(キャリア)の総数は100万〜200万人、その5%が発病するとされる。 >

HAMの患者は全国で約1,500人鹿児島県に300人、いまだ根治出来る治療法がありませんが、研究の中心になった納光 弘 教授は、患者の輸血歴が多いことに気づきました。精力的に追及した結果を著名なイギリスの医学誌「ランセット」に発表したことで、国内はもとより米国など世界で輸血時のチェックが始まりました。鹿児島県は輸血で年間10人程度発生していたものが阻止されました。HAM発見から1年足らずの敏速な行動力は、医療者に求められる社会的使命のひとつです。

なぜ、HAMの患者が鹿児島に多いか、感染を示すATLの抗体価を調べてみると,東京や名古屋はゼロに近いのに、鹿児島は陽性が10%以上、遠く離れた北海道のアイヌ民族も高い。こんなに地域差がある病気は他にありません。九州地方に圧倒的に多いATLは、福岡よりも鹿児島が多い。全国でも太平洋沿岸になぜか、多いのです。定説は確立されていませんが、太古における人類の大移動に起因するようです。

縄文人は数万年前、氷河期前に日本へ来た先住民です。その後、弥生人が来て太平洋沿岸に押しやられ、鹿児島や高知県など南四国、北海道に残ったのです。

日本民族は古モンゴロイドの縄文人と、新モンゴロイドの弥生人の二つの祖先からなり、縄文人系がこのウイルスを温存してきたとみられます。

縄文人系は、まゆ毛が濃く二重まぶた、皮膚が浅黒く毛深い。対する弥生人系は一重まぶたで、うりざね顔。
今はお互いに結婚して入り乱れていますが。

この様なことから、ウイルスに対する抗体が民族の由来を知る調査に使われるようになりました。この民族疫学の研究から、ベーリング海域で日本とアメリカ大陸がつながっていたので、アメリカ大陸の先住民と民族的にも似ているという話に発展してきました。そしてもう一つ、日本の病気と思っていたHAMが、1986年の発表を機に世界各地にあることが分かってきたのです。

熱帯地域に見られる「熱帯痙性麻痺」(TSP)がHAMと同じウイルスで、西アフリカ、中国南部、台湾、パプアニューギニア、カリブ海沿岸、南アメリカと特定地域に点在します。南米アンデスで見つかった1500年前のミイラからも同じウイルスの遺伝子が確認されています。いわば民族の大移動によって病気の地域的偏在をもたらした訳です。

医の心  井形 昭弘