よくあるご質問
4. 海水が漏れていて容量が極端に少なくなっていました。どのような対応をして頂けるのでしょうか?
7. 容器はどのようなものでしょうか?
8. 滅菌処理をしていない生海水で大丈夫ですか?
1. 天然海水の保存できる期間はどれくらいでしょうか?
答え:飼育する生物によって異なると思いますが、天然海水中に生物などの死骸が混入していなければ何年でも常温で保存できます。私が学生時代に小笠原諸島の海水を海藻の飼育実験に使っていたときは、3年間常温で保存していた海水でも使用できました。北海道のように生物豊富な海水を使っていた時も、半年常温で置いて使用していたことは頻繁にありました。ただし、飼育する生物によっては「すぐに使った方が良い」という人もいれば「1ヶ月以上常温で寝かせておいてから使った方が良い」という人もいます。但しあくまでも生ものであるため、保存環境によっては予測し得ない生物の混入が起こる可能性は否定できませんので、ご購入されたお客様ご自身の判断でご使用願います。また、想定外の危険性も考えられますので、必ず試験的にご利用になって安全性を確かめられた上でご使用願います。
2. 天然海水に保存剤などの添加物を入れていますか?
答え:保存剤などの添加物は一切入れていません。弊会独自に開発した完全無毒のサンゴや魚が元気になる天然のあるものを入れています。これは、人間の体内に入れても全く害はありません。弊会だけのオリジナルです。成分は企業秘密となっています。
小笠原諸島の天然海水(表層水)は海水が腐る原因となるプランクトン、有機物、栄養塩類(リンや窒素)がほとんどないため、防腐剤などの添加物を入れる必要がありません。大型プランクトン(小型のクラゲや浮遊二枚貝など)は泳いでいますが、海水をろ過しているので、クラゲ等の大型プランクトンの混入はありません。
3. 保存中や輸送中に暖められて水質変化は起きませんか?
答え:水質変化の心配はありません。海水の主成分は無機物質(例えばガラスやアルミ)で、熱では分解しにくい成分です。私は出身大学の研究室で6年間海藻の培養に携わっていましたが、天然海水を使用する際には100-120度に熱してから使用していました。私だけでなく世界中の海藻研究者は海藻を培養する際に海水を熱で滅菌してから使用します。また、海水を非常に細かいろ紙を通すことで滅菌することもあります。一度熱した海水と熱さない海水を比較しても、成分上ほとんど変化はありません。ただし、高温に熱した海水は、海水中のビタミンが破壊される場合がありますが、海藻の飼育には全く影響はありませんでした。また、熱した海水を急冷するとガラスの結晶が発生することもあります。しかし、輸送中に暖められたとしても40度以上になることはありませんので、水質変化の心配はありません。また、海水の中にはプランクトンが混じっており、それらが死滅して腐って海水に溶けることはあります。しかし、それは微々たる量で海水全体を変質させるまでには至りません。例えるなら、6畳の部屋にハエが1匹死んで腐っても、部屋の空気に変化が起きないとの同じです。海水全体の総量から考えると、プランクトンの死滅量は全く問題になりません。
小笠原諸島の天然海水には海水を腐らせて水質変化(硫化物の発生)を引き起こす有機物質がほとんど含まれていません。この点でも小笠原諸島の天然海水は水質変化をほとんど引き起こすことのない海水です。ただし、生物の相性や飼育されていた水槽内の残留物との化学反応などによる有害物質の発生など、想定外の危険性も考えられますので、必ず試験的にご利用になって安全性を確かめられた上でご使用願います。
4. 海水が漏れていて容量が極端に少なくなっていました。どのような対応をして頂けるのでしょうか?
答え:海水漏れなど、明らかに当店や配送業者の不備により発生した事故につきましては、誠意を込めて全額ご返金、代替え商品の発送等によって対応させて頂きます。その際には配送業者への確認、保険金請求などを実施する場合がございます。お客様にご協力頂く場合もございますので、よろしくお願い申し上げます。
またトップページでの説明にもございますように、20L容器に満水状態で発送しています関係で、1-2リットル程度の過不足は発生しますので、予めご了承下さい。
5. 発送を早くできないでしょうか?
答え:誠に申し訳ありませんが、小笠原諸島は1週間に1度の船便しか荷物も人も輸送手段がないため、対応致しかねます。太平洋に浮かぶ小さな離島故ご不便をお掛け致しますが、この不便な地域だからこそ、世界有数のきれいな海水を採水することができますので、何卒ご了承下さい。
6. 代引きは使えないでしょうか?![]()
答え:初めてご注文のお客様は5個までご注文でしたら、ゆうパック代金引換とヤマト便との併用で発送可能です(送料梱包料はヤマト便だけの発送と比べて高くなります)。複数個ご注文の場合、通常は送料の安いクロネコヤマトのヤマト便で発送していますが、ヤマト便は代金引換ができません。リピーターのお客様はゆうパック代引きとヤマト便の併用で5個以上(上限あり)の代引きにも対応致します(送料梱包料はヤマト便だけの発送と比べて高くなります)。
7. 容器はどのようなものでしょうか?
答え:容器はポリエチレン容器で、JIS振動・落下試験に合格していている液体運搬専用容器です。食料分野、飲料分野でもお使い頂ける有害物質が溶け出さない衛生的な容器です。
8. 滅菌処理をしていない生海水で大丈夫ですか?
答え:大丈夫です。より良い生体の飼育には善玉菌、悪玉菌の共存とバランスが必要です。私たち人間が無菌室で暮らしたら、健康でいられるでしょうか?また、滅菌海水は100℃以上15分間の蒸気滅菌法、0.22μmという大変高価で微細なフィルターを通す濾過滅菌法、遠心分離滅菌法(大量に作ることはできません)をしなければ滅菌海水とは言えません(藻類研究法・共立出版)。滅菌海水を作るには、大変な手間とコストがかかり、大学等の研究用でしか通常は使われません。むしろ、滅菌海水を使ってアクアリウムの生体を飼育すると、善玉菌とのバランスが保たれていないため、生体に付着している悪玉菌(海産ブトウ球菌など)が大増殖して海水のpHを著しく低下させることがあります。弊会でも以前に大変な手間をかけて滅菌海水を作り、幾度となくこの失敗を繰り返した経験があります。滅菌処理をしていない、天然の生海水が一番生体に良いことを経験と理論から学びました。
アクアリウムで使用しているような紫外線照射では、菌を一時的に減らす減菌は可能ですが海水中のすべての細菌類、菌類などを全滅させる滅菌は不可能です。一時的に減らしたとしても、バクテリアや菌類はすぐに回復しますので、弊会では紫外線等での減菌処理をする意義はないと考えています。また、滅菌海水を作ったとしても、無菌室以外の場所で封を開けた瞬間に、空気中の菌類が海水に侵入しますので、滅菌海水ではなくなります。滅菌海水は、無菌培養や藻類の単藻培養などで利用されますが、通常のアクアリウムには適しません。