飼育を始める前に・・・
できるなら、他の魚を飼育する時と同じように2週間から1ヶ月前には事前に水を作り、準備してから迎たいものです。現実的には運命的なミドリフグに巡り合っても、ショップでの取り置きは1週間なので充分な準備ができないと言う事もありますが、できるなら準備をしておきたいものですね。
必要なものを購入
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珊瑚砂を洗い、汽水を作り水槽へ入れる
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ヒーターと濾過装置をセットし設定温度まで水温を上げる
(夏場はヒーターは必要ない場合もあります)
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餌を入れて水を汚しながらバクテリアを増やす。
難しいと感じるなら薬局でアンモニア水を購入し添加する。
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アンモニア値が下がったのを確認してフグを迎える
水合わせをしてフグを入れる。その日は餌をあげない。
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おわり
もしミドリフグを突然飼育する状態で不安が多い方は、少し高いですが、
BICOMさんからスタータセットという添加剤(バクテリア剤)が販売されていますので、少々高いですが充分に価値のあるものだと思いますので、使用してみる事をお勧めします。汽水ですので必ず海水用を使うのがポイントです。その場合には、比重は海水の概ね半分の1.010程度の方が良いと思います。
使用に際してはミドリフグ投入時に半分を使い、エアレーションをしっかり行ない、換水1週間に1度。
1週間後に再度換水する時に残りの半分を添加すると、効果的と言われます。
ふぐのすけは、上部濾過を使っていた時に濾過槽の掃除後や引越しでリセットをした時に使用しました。
蛇足になりますが、ミドリフグの飼育に際し汽水である事からスタートフィッシュは使いませんし、ライブロックも汽水では使用できませんので必ず憶えておいて欲しいです。
アンモニア水を使用した水の立ち上げに関しては、まあ☆さんのサイトでフィッシュレス・サイクリング法として検証されていますので参考にして下さい。一読の価値はあります。
では、具体的な流れを説明します。
必要なものを購入します。

人工海水 珊瑚砂(S) エアポンプ 粘膜保護剤
水温計 比重計 ヒーター 餌(冷凍赤虫)
アンモニア試薬 亜硝酸試薬 2又(なくても大丈夫) 餌(乾燥クリル
他に換水用のバケツ・餌をあげる際のピンセット・チューブ(換水用)・換水ポンプ(蛇腹の安い物で充分です)・エアストーン・水槽のフタ(飛び出し防止)・カルキ抜きは必需品です。好みで少々のレイアウトやバックスクリーンがあっても良いかも知れませんね。小型水槽の場合にはレイアウトは少なくして下さい。
今は1度に何種類も計れるリトマス試験紙のようなものもあります。エアポンプは静かな物を選んで下さい。振動が大きいようならホームセンターで防振ゴムが売っています。濾過装置は海水使用可の物を。
ヒーターはカバーとセットで買って欲しいと思います。冬の電気代が気になる方は、サーモスタットとヒーターを別に購入して水温調節をできるようにしても良いと思います。ふぐのすけは冬場の水温は23度まで下げています。また、ヒーターのトラブルは意外にあるのでストックを1つ持っていても良いかも知れません。種類は以下の通り。
26度水温固定式 最もシンプルで安価。意外にトラブル報告多いです。
一体型 ヒーターとサーモスタットが別になっていますがセットの商品。水温調節可能。
分離型 別売りでセットします。ヒーターの2本使用ができ水温調節が可能。寿命は長い。
器具のセットをします。
水槽、機材は洗剤を使わずに軽く洗って下さい。水槽は水漏れがないか確認を。
珊瑚砂は必ず米を研ぐ要領で水道水を使い洗って下さい。
底砂は厚く敷く必要はなく、最初は1センチ程度で良いと思います(最終的にも3センチ以下)。
洗いが足りないと水の濁りが消えにくいですし、洗いすぎると削ってしまうので程々に。
忘れがちになるのは、タバコを吸う方は手をしっかりと洗ってから作業をして下さいね。
汽水を作ります。
幼魚(2センチ〜3センチ)は薄めの汽水でも良いと思います。1.004〜1.006
洗ったバケツに人工海水の元を入れ、水を入れて透明になるまで溶かします。
カルキ抜きも入れて下さい。汽水を作りますのでカルキ抜きが不十分になるためです。
単純に適当に塩(人工海水の元)を入れて混ぜるだけ。結果的に1.004〜1.006になれば終わりです。
慣れてくれば目分量でわかるようになります。
それでは嫌だ、きっちりとやりたいと言う方は
バケツで5リットルか4リットルで作る事が多いと思いますので以下を参考にして下さい。
人工海水の1リットルあたりの使用量はメーカーさんにより異なります。
例えば25リットル用の袋・・・
袋に内容量が書いてありますのでグラム数を25(リットル)で割算します。
割り算の結果、1リットルの人工海水を作る場合、35グラムならば・・・
4リットル作るなら 35×4=140 ⇔ バケツ容量4リットルの場合140グラムの人工海水
できた飼育水は1.020〜1.023の比重になりますから
半分の1.010の汽水を作るなら 140÷2=70グラム となります。
3分の1の汽水を作るなら 140÷3=46.66グラム となります。
汽水ですのでカルキ抜きが足りませんので中和剤を追加で添加して下さい。
カルキ抜きは粒でも液体でも好きな方で良いと思います。
後は水を水槽に移して電源を入れて撹拌、水温の適正が終われば完了です。
人工海水は見た目は数分で溶けます。充分に馴染むには2時間程度と言われています。慎重な方は1晩撹拌している方もいらっしゃいます。更に慎重な方は1週間撹拌しないと使わないという凄い方も。まぁ、大方の人は見た目に溶けたら直ぐに入れますね。
これでセッティングは終わりです。
アンモニア水を入れてバクテリアを増やす方はここでアンモニア水を入れます。
いきなりの飼育の方は、ここで水合わせ後に入れます。
いきなり飼育はお勧めしませんが、私は・・・いきなり飼育です。
その場合は、最初だけでも人工海水の塩による火傷防止の為、最低2時間の撹拌はして欲しいです。
※補足
上記で紹介しておりますアンモニア水を使用した飼育水の準備については経過の検証は必ず、まあ☆さんのサイトで確認して下さい。
水槽の立ち上げ準備に入った段階でアンモニア水を20滴前後添加
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エアレーションを強めにして4日毎に値を確認する。換水はしません。
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アンモニア値が下がり始めたら数日後にミドリフグを迎えに行きます。
個体選びをしましょう。
その前に、水質の確認をしておきましょう。
個体選びのポイントは
・水槽に近づいたり指を出したらこちらに興味を示している。
・発色がよく、餌を食べているように見える(お腹がペッタンコでない、痩せて角ばっていない)
・ヒレは齧られていても仕方がないのですが、体を齧られていない事。
・お腹が凹んでおらずバランスの取れている個体。
ショップのミドリフグは太っていないと思いますが痩せすぎた個体を避けると言う感覚です。
・そしてフィーリング。「この子は自分を呼んでいる〜」
次に、ミドリフグなのか違うのか?
上から見て目と目を結んだラインから口にかけてを見て下さい。
スポットがハッキリと入っていればミドリフグです。
スポットが無い、もしくは、かなり薄くて平べったい顔つきだとサヴァヘンシスと言います。
サヴァヘンシスは、大きくなる種でミドリフグの亜種と言われていています。
サヴァヘンシスは、大きくなるとヒレなどが薄いオレンジ色になります。
サヴァヘンシスは、大きくなりってから全身が黒くなった時には、腹の方まで模様が回ります。
他に、ミドリフグとは区別がつかないまま大きくなるインドミドリフグがいると言われています。
サヴァヘンシスもインドミドリフグも15センチから20センチ越えになります。
インドミドリフグとミドリフグの区別の仕方は私には分かりません。
決まりましたら、できれば、やって頂きたい事があります。
ショップに来て何日目かの確認。
来たばかりであれば状況は分からないですから、傷のでき方、お腹の凸凹など、よく観察して下さい。
餌食いの状況を確認。
ミドリフグは大食漢ですから、ショップから「餌をあげたばかりだから食べないと思う」はないです。
餌をしっかり食べる個体を選んで下さい。
餌は腹がパンパンになるまで食べようとします。から、普通のお腹で食べない事はないです。
比重の確認。
袋に入れてもらう時に比重の確認を必ずして下さい。淡水の1.00比重なら水合わせをゆっくり目に。
自分の水槽より比重が同じか低めなら通常の水合わせになります。
購入しましたらできるだけ真っ直ぐお帰りください。
水合わせをしましょう
持ち帰ったビニール袋のまま20分〜30分は水槽に浮かべて水温を合わせましょう。
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終わったら、ミドリフグを別容器に出しショップの水を半分捨てて飼育水を少しずつ入れます。
水槽の水の比重が高い場合は時間を掛けて注水して下さい。
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入れましたらその容器の水を再度半分捨て、同様の作業をします。
終わりましたらミドリフグだけを水槽に入れてます。
水槽の飼育水が減っていますから補充して終わりです。
水合わせをしている間に他の事ができないのは大変ですよね。ですので、エアチューブと2又コックを使った点滴注水をお勧めします。時間は掛かりますが、慎重に水合わせができますし、水質の変化は少ない、他の作業と平行してできますから便利だと思います。大分ポピュラーになってきたと思います。1秒に1滴〜3滴の速さかな。
細菌が心配だと言う方は、別容器の中にミドリフグを入れ、水量を確認してからグリーンFゴールドを規定量の半分の濃度で入れ、1時間程度の薬浴をしてから水合わせを行なってから、ミドリフグを水槽に入れれば良いと思います。
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