ゴジラ1964 (モスゴジ) 
 
 

【データ】
キット:キャストキット(山川造型工房)
塗装:ラッカー、エナメル塗料
製作:KAZ(2005年1月)
改造:爪を多少改造
備考:エポキシパテにて接合部分埋め。基本工作。

 
 

「モスラ対ゴジラ」(1964)。
モスゴジのキットは数あれど、思わずうなってしまった唯一のキット。細かいところはともかく、全体の雰囲気はすごくいい。
これは確か数年前、ワンフェス会場にて、当時アマチュアだった山川さんのところで直接購入したもの。

手作業にて複製していたため、パーティングライン、気泡がかなり激しく、合いも悪く、パテ埋めには骨を折った。が、これこそガレージキット製作の醍醐味よ。手をかけただけ完成させるのにも力が入る。

とはいえ、素組みを行ってからかなり長い間、未塗装のまま棚で誇りをかぶっていた。改めてキットを洗い直し、このたび塗装と相成った。

本編で使われたモスゴジは、透明ヒートプレスの眼球が使われているため、どの角度から見ても目が合うようになっている。その分、キットの塗装は難しい。ここは一つ両サイドを殺して、正面に焦点を合わせ、にらみを効かせる。通常よりクリアーを余計に使い、重ね塗りを執拗にかつ丁寧に繰り返し、瞳はグレー、中心は黒と微妙なグラデーションをつける。さらに上からエナメルクリアーを塗り重ねる。

ボディは黒ベースにグレーをブルーを効かせてそれを微妙に混ぜながら徐々に明るくドライブラシ。

一口にドライブラシというがこれは難しいテクニックで、本来のドライブラシはドライブラシをしていないように見せなければならない。
とにかく忍耐力が必要。

仕上げにフラットを吹いているが、これもやるすぎず、やらなすぎず、最終的に微妙にツヤを残す。

ゴジラの中でも塗装に最も気を使うアイテムだな。

(2005/1/14)