| 【データ】 |
「ドラキュラ」(個人作品)
全高:23cm
材料:ファンド
塗料:ラッカー、エナメル
監修:石田一/造型&写真撮影:小浅和大/Special Thanks:魔人館 |
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| 【ドラキュラ】 |
クリストファー・リーのドラキュラのフルスクラッチ・ビルドである。
前回の「ドラキュラリング」同様、SF・ホラー映画研究家の石田一さんを監修に迎えた。
「リーに似たフィギュアはもう飽きた。リーのドラキュラを作って欲しい。」
という課題を課せられた。
監修者が大阪、造型師は東京という状態だったので、監修は全てweb上で行われた。作っては写真を撮り、それをwebに上げて、文章でダメだしを返してくる、ということを繰り返した。 |
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| 【造型】 |
材料はオールファンド。ポーズは、「リーのドラキュラ」というキャラクターを生かすために、いくつかの要素を殺す結果になった。
「手」と「牙」である。
この2つは、ドラキュラにとって必要不可欠な要素かもしれない。当初、この像は右手を出していた。両手も作っていた。つまり、腕があったのである。実際つけてみた、が何か違うような気がする。確かにパーツ全てを作るのは造型師としての腕の見せ所であるが、キャラが死んでは元も子もない。最も格好良いポーズを試行錯誤した結果、静かにたたずむ姿しか浮かばなかった。斜め上を見上げる首の角度は、ある程度出来上がった段階で思いついたもの。
監修のアドバイスで、登場作品を限定することにした。「ドラキュラ復活!血のエクソシズム」でまとめてみた。 |
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| 【塗装】 |
顔は芝居におけるメイクアップの段取りにて塗装。最初にフレッシュを吹いて、その上からホワイトをかるーく、下地のフレッシュが生きるように砂吹きしていく。目を塗って、唇はくすんだピンクでしっかり塗る。この時点では実にオカマみたいである。完成に支障が出るかと心配だったが、細かなシワや凹みの部分を丹念にエナメルブラウンでウェザリングをかけていくと、ガチッと決まった。
目は下地に黒を塗り、その上に白を塗る。文章ではわかりづらいが、こうすると小さい模型の場合はリアリティが出る。黒目は試行錯誤の結果、ガンダムカラーのマジックペンの極細が一番決まりが良い。その上からエナメルのクリアーレッドを施した。
つまり、眼球に赤いコンタクトレンズをはめた構成と同じになる。角度によっては目がギラギラするので怖い。
ボディに関しては特に気を使うことは無かったが、ボディは1パーツのため、マントの裏地が塗りにくい。
全体につや消しブラックを吹いて、裏地部分にサーフェーサーを筆塗りし、エアブラシで明るい赤を小さく吹いていき、さらにはみ出た赤の部分につや消しブラックで重ね、影の部分もついでにつけていくという方法になった。 |
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| 【ジオラマベース】 |
そのまま掲載するのも何なので、簡単なジオラマを作ってみた。
「やっつけジオラマ」である。
近所の鉄道模型屋でジオラマベース用のスチレンボードを仕入れて、スチレンカッターでスパスパ切って、ハンダごてでモールドを入れて、チャッカマンであぶって凸凹をつけ、組み上げて、黒の絵の具を入れた石膏を満遍なく塗って終わり。
構想3分、製作時間1時間半、乾き待ち4時間くらい。
大きさは300×400×330(mm)。 |
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