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海洋堂のガメラ3です。
ガメラ2体目です。
相変わらず造り応え、塗り応えがありますな。
メーカーさんには失礼ですけど、相変わらずボディと甲羅の「合い」が悪い。
甲羅をドライヤーで暖めて、強行にボディに貼り付け、肩まで石膏を流し込みます。
いつに無く、重い・・・。とりあえず未来永劫、変形することは無いでしょう。
このG3は本編の登場シーンが全て夜のため、照明の関係で色がころころ変るんです。
正確な色が不明。トータルカラーの決定に難儀しました。
よしんば、実際の着ぐるみを肉眼でみたとしても、怪獣は本編で登場する「カメラレンズを通した姿が全て」なので、このハードルの高さは変らなかったでしょう。
手近にあったパンフレットを参考資料にベースカラーとして、それから自分なりの解釈で、映画の風格を演出するという塗装法になりました。
ソフビ専用Vカラーで、ダークグレーを下地吹き。
その後、ラッカーでグレー、ブルー、スモークなどの混合色を幾種類も作り、ひたすら「その色」になるまで吹きまくります。
甲羅の縁のまだら模様、爪、牙の汚れ具合、微妙なウェザリングなど、気を使う箇所は多岐に渡ります。
ガメラ3の見せ所は、やっぱ口ですか・・・。 汚れ具合、濡れ具合と結構こだわってしまいました。
今回のG3は、G2をオークションに出した際、落札された方からのリクエストにより製作したものです。
幸運にもこの方は「ガメラファン」とのこと。つまり私の腕を見込んでのリクエストということです。
いつにも増して緊張感が漂う中での製作となりました。
G2の文章にも書きましたが、ガメラは私にとってあまり馴染みの無い怪獣でした。
2005年4月 撮影:KAZ、 撮影スーパーバイザー:AB−KANE |