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『フランケンシュタイン(1932)』を初めて観た時、私は中学生でした。
自分としては、中学生の時に、これを観ておいて良かったなあ、と思うんです。 極めて「すごい映画」なのでね。
「半世紀も前にこんなすごい映画が作られてたんだあ!」って、もう、ちょっとした「ミツバチのささやき」ですよ。
今、自分の少年時代を思うと、「『フランケンシュタイン』を観た時の感激」ってのが鮮烈に思い出されるのです。

実験室も、「セットじゃなくて、城を丸ごと作ってるじゃん!」などと思ったり、 「モンスターの動きが早い!」とか、小さなことにいちいちビックリしてました。それに、やはり、「善悪の区別のつかない、怪力の怪物」がとにかく怖かったし、それを追いかける村人達も怖かった。「人間が、人間の限界を超えたものに手を出すと、ひどい目にあう」ということを、自然に学ばせてくれた映画です。

カーロフのモンスター、これも衝撃的でした。どうやって演技構築をしたのか?

後で「赤ん坊を演じた」という話を聞いて、「なるほどな」と思いました。

さて、今回は「フランケンシュタインの怪物」です。監修者は御馴染みの石田一さん。

「モンスターを作るのではなく、カーロフにメイクを施し、カーロフが演じたモンスターを造型して欲しい」

これが今回、監修が提示してきたコンセプトです・・・禅問答です。