そんなこんなで、車両の話はこのくらいにして…七尾線を軽くご紹介☆
金沢駅から、七尾線の電車に乗り込んで見ることとします♪
七尾線は、金沢駅ではその殆どが七尾線専用ホームとなっている4番線からの発車となります。
ちなみに…4番線はすこぶる分かり辛い場所に位置しております。日々使われている方ならまだしも、初めて利用する人はちょっと迷うかも知れません。。ホームの案内板を見ても…あれ?4番線だけが見当たらない!?…みたいな。。

金沢の駅を出た七尾線は、東金沢・森本と停車しながら途中津幡までは北陸本線の線路を走ります。
途中津幡から七尾線に入るわけなのですが…津幡を出た七尾線は、先にも記したように昼夜問わず一度車内の灯が全て消える事となります。初めての人はちょっと驚くかも知れません。(特に夜間!?)
理由は…先ほども記したように、津幡〜中津幡間にはデッドセクションと呼ばれる、交流と直流を切り替えるための施設があるためです。

デッドセクションの標識(津幡〜中津幡)
列車は、デッドセクション内では全ての電気機器がOFFとなるため、いわば惰行運転となり、この間に乗務員の手により電車は「交流車」から「直流車」への機器設定の切り替えが行われます。(逆に金沢行きの場合は直流から交流へ切り替え)

そんなこんなで、車内の灯が復活すると電車は再び加速をはじめ、数分も経たないうちに中津幡駅に到着します。
中津幡から先の七尾線は、しばらく宅地開発が進む光景の中を走り、やがて車窓はひたすら田んぼ…という景色に変わります。

…と、こう記すといかにも七尾線は空いているローカル線のように思われる方がおいでかと思いますが…七尾線は、金沢口では意外と混雑の激しい路線です。特に金沢から高松付近までは立席者も出るほど。ですから、金沢から七尾へ向かう場合、甘く見ていると横山か高松あたりまでは座り損ねる事もありますのでご注意のほど。

高松と言えば…余談ですが、石川県は七尾線で言うところの途中高松までが加賀地方に分類され、高松から先が能登地方になります。
石川県の文化も、加賀と能登ではちょっとした違いがありますから…ある意味、この町は色々探ってみると面白い発見があるかも知れません。。
高松を出た七尾線は、先に記した通り、またまた?のどかな景色の中を「爆走(ばくそう)」します。。

なにゆえ「爆走(ばくそう)」なのか…それは半端なく揺れる事を意味します(笑)金沢から乗っていると、明らかに七尾線内では北陸本線内の乗り心地と違う事がわかります。。
北陸線内→ カタンコトン…カタンコトン…
七尾線内→ ガッタンゴットン…ガン…ガ…ガ…ガガン!!
七尾線に揺られていると、時に電車が壊れるのではないか!?…なんて、ちょっと大袈裟ですが本当にそんな事を思ってしまうような「揺れ」と「音」の嵐に見舞われます(^^;)ゝ

さて、七尾線はのどかな景色の中、途中行き違いの列車待ちや特急列車の通過待ちなど、単線特有の「のんびりモード」で一路七尾の街を目指します。

やがて、途中羽咋という大きな街を抜け、金沢からおよそ1時間30分。七尾線の電車は七尾の街に到着致します。。
ちなみに…
JR七尾線は、もうひとつ先の和倉温泉までを一般的な営業エリアとしておりますが、七尾〜和倉温泉間は特急列車のみの運行となっております。ゆえに、七尾線の鈍行列車が和倉温泉に姿を現す事はありません。

七尾線に乗り入れる特急電車683系
早朝の普通電車にも使用されます!
ではこの区間を鈍行で移動したい時はどうするの???という素朴な疑問。
そうです、最初に記したように、この区間の鈍行はのと鉄道が運行しておりますので、そちらを利用するしか術はありません。。ちょっと面白い運行形態ですよね。。
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和倉温泉から先の七尾線…
津幡から和倉温泉まで続いた電化設備は和倉温泉駅で終わりとなります。つまり、和倉温泉から先の区間は「非電化路線」となります。和倉温泉から穴水間の七尾線は、先に記したように線路と設備はJRなれど、実際にはのと鉄道の気動車(NT200型)だけがいったりきたりしながら営業運行しております。つまり…和倉温泉駅と穴水駅の間をJRの車両が走る事は通常ありえません。

意外な事に、七尾線はこののと鉄道の運行区間ではじめて車窓に海を見る事となります。七尾線というと海岸線を走るイメージがありますが、実際にはのと鉄道の運行区間でしか車窓に海を見る事は出来ないのです。。ホント、これが実に意外なんですよね…

こちらの写真は、穴水駅の先にある、現在の七尾線の「線路の終点」部分。能登半島の鉄路は、この標識をもって途切れております。かつては…この先にも線路が存在しておりました。

「線路の終点」から、その先10メートルもしない場所にこのような「廃線」が存在します。ここから能登半島の奥(輪島、蛸島)まで、ひたすらこのような光景が続いております。線路が剥がされた光景…なんとも寂しい限りです。。
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