丹沢ボッカ駅伝完走記〜9位スタートの結果は?(2017年6月4日)

今日は去年のような体調の悪さは感じなかったし、
調子そのものはベストかどうかは別にして、 いい状態でした。

さて、ボクらの部の重り20キロがメーンの競技ですが、
その登山道補修用の砂利というか小石を担いで、
山に登るという駅伝です。

1区のメンバーは去年のボクのような状態で、 調子が悪くタイムが伸びずに25分半。
練習で出していたタイムにとどまり、 そのことをケータイの情報でしったボクは、 今回は厳しいレースになると直感した。

ボクの予想は4区スタートのところで51分半。
これより遅いと厳しいなあ、と想像していた。
去年よりも強豪チームが多く、 それくらいで来ないと10位の商品獲得圏内も危ないかも、
というのが自分の予想だった。

ボクの番号が呼ばれる前に次々に他のチームがコールされていく。
6位くらいまではわかったが、 もう自分の番号が呼ばれる前に女性チームもスタートし、
自分の順位がわからない状態でのスタートとなった。

おそらく9位か10位くらいというもので、 もう抜かれたら話にならない。
しかし、去年のような調子の悪さは感じなかったので、
もう自己ベストを目指して走って、 それでどこまで、
という気持ちで出た。

少し前にスタートしたチームがあり、
これを目標に、
と思ったが、 かえって自分のペースがつかめず最初は苦労した。

前半は飛ばすな!
と意識していたが、 少し前にいると早めに追いつきたいのが心情。

最初は思ったほどつまらなかったが、 それでも下を向いている自分の視界にもそのうち入ってくる。
とはいえ、狭い登山道。
どこでも抜けるわけではない。

迂回せずに直接段差を登ると意識していたポイントで、 その選手を交わす。
が、向こうのすぐ手前に出る形となってしまい、 少し迷惑をかける感じになってしまった。

すいません!

そう謝ったが、 向こうもすいませんみたいな感じになってしまい恐縮。
しんどい思いをしているのはお互い様なので、
ライバルではあるが、 同じしんどい思いをしている仲間でもある。
少し抜く位置がよくなかった。
本当、すいません。

こちらの方が速かったので、 すぐに差は開いた。
上を見ると、もう一人前にいる。
少し差はあったが、 いい目標になる。

が、これがなかなか差がつまらない。
まだ前半だから頑張りすぎるな!
と言い聞かせたが、 それでも少し前にいると気になってしまう。

前を見ないで登っていたら、 ようやく前半最後の階段の最後で後ろにつけた。
すぐに抜けるほどのスピード差はなかったが、
向こうの強そうな、 いかにもな筋肉をした選手が横に移動して位置を開けてくれた。

ありがたいが、 こっちもそれで抜けるほど余裕があるわけでもない。
しかし、開けてくれた以上、 行くしかないと思い、
ペースを上げて抜かせてもらった。

キツイ!

前半終了の自分の第1チェックポイント、
時計をポチっ押す。

5秒…。

また最初にどこかで時計が押されてしまっていたよ(-_-;)

自分のタイムはわからなかったが、
去年ほど遅くもないし、 といって先週よりはっきり速いほどでもない、

とにかく2人抜いた。
順位的には10位以内は余裕になっているはずだ。

後ろから速い人が来るかもしれない。
このままの順位を守れれば大丈夫だが、 まだ距離もある。
がんばるしかない。

後半もそれなりに脚は動いていたが、 先週ほどの余裕もない。
かなりキツかったが、 応援のたけさんがこのあたりからサポート。

後ろとは離れているよ!
の声で少し安心。
前の情報も欲しかったが、 チラッと見たときには視界には入っていなかった。

前で声が聞こえる。
花立山荘下階段の手前のガレ場、 ここで女性一位チームが視界に入って来る。
順位的には関係ないが、 やはり近づいてきた以上、 抜かないといけない。

もういっぱいいっぱいで抜ける感じてもなかったが、 あっちもキツかったのだろう。
なんとか広いところでパスする。

そしてようやく最後の階段。
あとは出し切るだけだ!

そう思ったが、
もう本当にしんどく、 たけさんの声でまだ後ろとは差があることはわかった。

がんばってはいたが、 ここで倒れてもしかたがない。
少しサボって、
間違えた、
余裕を持って登る。

がんばりきれなかったといえば、
まあそういうことになる。

が、アンカーはタイムよりも順位が重要。
前も見えないし、 そのまま、ペースを上げることはできなかったですが、
落とすこともなく、 なんとか登る。

後ろがきていないのはわかったので、 ラストスパートもなかなかできずに、
最後の登り切る手前から少し走ってゴール!

結局、総合・種目別とも7位。
個人タイムは22分40秒。
またしても練習タイムより12秒遅れました。

自己ベストは出せませんでしたが、
前のチームとはほぼ2分差があり、 多少詰めたところで、でしたので、
抜ける範囲のチームは全部抜いたということで、 アンカーとしての役割は十二分に果たせました。
個人順位もチームの中で一番いい7位でしたしね。

まさかエース区間の4区で抜く側に回るとは思わなかったし、
タイムもそんなに悪くはない。

何より厳しい状況のチームを救えたのはうれしかった。
今日だけでなく、 本当によくがんばった。

抜かれなかったのは、 それだけ強いチームは既に前にいたわけですけどね。

そして、終了後は下山しながら、
登って来るチームの応援をする。

40キロ部門の一位はなんとあの望月将吾さん!
あの日本海から太平洋まで、
北、中央、南アルプスをつないで一気にいく、
トランスジャパン連覇中で、
5日間を切ったあの…

18キロ背負って東京マラソンを3時間6分で走った、
断トツの世界記録を叩き出したあの…
スーパースターの望月将吾さんだ!

40キロとは思えない軽やかな足取りで、 20キロのボクより速いやろ、
というスピードで、 特にしんどそうでもなくあっという間に登っていった。

すごいものを見させてもらった。
もちろん断トツの区間賞だったが、 それでも区間新には2分くらい足らないようだ。
ボッカ駅伝、どんだけすごいねん!

ま、ボクも望月さんに勝ったけどね…。

体つきを見ても、 もうね、他の上位チームは我がチームとは筋肉のつき方が違うんですよ。
そういう中で、 本当によくがんばっていると思います。
今年はレベルも高かったし、 しかも我がチームはエースを疲労骨折で欠く状況。
その中でよく7位に食い込めました。

終わってしまうと、 本当にすーっと体がラクになり、
20キロ以上のものを下ろせた感じです。

バカバカしい競技かもしれないけど、 それに向けて一生懸命練習して挑む。
そうするからこそ、 ボクより上位にいる人のすごさが実感できる。
もっと努力しているのだ、あの人たちは!

こういうヒリヒリした状況を楽しめる環境があるのは幸せなんでしょうね。

本当に疲れましたが、
今日は本当にいい一日でした。

自衛隊やトレランチームが上位を占める中、
一矢報いてやったぜ!

向こうはこっちのことなんか気にしてないでしょうけどねσ(^_^;)


コワサ・体力レベル

雪がなければ、大倉尾根は初心者でも大丈夫。体力的にはしんどいですが、 初心者でもコワイ思いはしないで登れるでしょう。 塔ノ岳は本格的な登山を始めようという人に最適の山。初心者だけでなく、 ステップアップや訓練にも最適の山だと思います。ただ、しんどいので、 よく山に登っている人からは敬遠されがちのようです。 ボクは自分の山登りの体力具合がよくわかるので好きです。 ちなみに冬は雪が積もることがあります。その場合、大倉〜塔は雪山初心者向けのコースとなります。


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