

整体を受けに来られる方の多くは、健康管理には興味があってもどうしていいか
分からなかったり、時間がとれなかったりして、なかなか思うように実行できていな
いようです。
「もし、短時間で簡単な健康法があったら毎日でもできるのに・・・」とお思いの方、
じつは、そんな健康法があるのです。それが、真向法なのです。
真向法とは、たったの4ポーズ、3分もあれば充分できる健康体操です。私自身、
ギックリ腰になってしまった当時、すでに空手道の有段者であったにもかかわらず、
身体が固く、柔軟体操もキライな方でした。整体センターでの施術で腰痛が楽に
なってきたのを機に、健康管理のためと思い、整体センターで教わった真向法を毎
日、家でやるようにしました。はじめは効果が分かりませんでしたが、続けている内
に、少しずつ身体が柔らかく、そして何より軽くなる感じがしてきたのです。今では、
真向法をするたびに、「気・血・水」が体内を流れるのを感じ、とても気分がすっきり
するのを感じます。
当センターでも、患者様におすすめしたり、空手道場でも、準備体操に取り入れ
たりして、できるだけ多くの方に、真向法をおすすめしています。
両足の裏を内側斜め上に向けて揃え、両膝を床につけて
座ります。あごを引いて、正面(真向)を向き、胸を張り、腰
をシャンと立てます。この時、片膝が極端に浮く方は、横座
りをする方か、椅子に腰かけた時に必ず足を組む癖のある
方です。
次に、できるだけ正しい姿勢をつくったら、息を吐きながら
上半身を前に傾けます。背中や腰を曲げず、おなかを土踏
まずにつけるようにしてください。まずは、自分の肘が床に
つくところからはじめましょう。
息を止めて、力んでやったり、後ろから無理して人に押し
てもらったりするとかえって腰を痛めたりしますので、注意し
てください。内ふともものやや前側に張り感じていれば充分
です。そのまま、ゆっくり呼吸をしながら20秒数えてください。
*腰がすわり、脊柱がまっすぐに伸びきれば、生命が躍動し
活力がみなぎります。呼吸法がポイントです。経絡としては
「肝経」を刺激します。肝臓や胆のうに良いポーズです。
おしりを落として座り、両脚を前に投げ出します。膝は「気を
つけ」の時のように一直線にし、かかとに力を入れ、足首はで
きるだけ鋭角(手前側)にします。上体は第1体操と同様に腰
を立てて、上半身と下半身を直角にします。横から見るとL字
型になる感じです。
次に、脚の後ろ側の筋を伸ばす事を意識しながら、息を吐き
ながら、上体を静かに前に傾けます。はじめはあまり上体を傾
ける必要はありません。深く曲げるより背中をピンと立てる事
を心がけてください。膝の後ろ側に張りを感じるところで、静止
し、ゆっくり呼吸しながら20秒数えてください。つま先を持った
まま静止するとやりやすいです。つま先に手が届かない方は、
タオルを足裏に掛けて軽く引いてみてください。膝の裏側が伸
びる感じがすると思います。
*足首を鋭角に立て、上体をピンと垂直にしてから始めてく
ださい。女性はシェイプアップに最適、男性はパワーがみな
ぎります。屈伸は腰からを意識してください。経絡としては、
「膀胱経」を刺激します。泌尿器や生殖器に良いポーズです。
第2体操の時に前に投げ出した両脚を、左右にできるだけ
大きく開脚してみてください。開脚度が120°〜150°であ
れば問題なしです。かかとに力を入れ、足先は真上を向く様
にして、上体は胸を張り、腰はシャンと立てます。
次に、開脚度はそのままに、上半身を静かに前に傾けます。
背中を丸めたり、膝を曲げたり、足先を逃がしては効果があ
りません。はじめは、正面を見たまま、おなかを床に近づける
ようにしてください。第1体操と同様に、まずは、自分の肘を
床につけるところから目標にするとよいでしょう。内ふともも
のやや後ろ側に張りを感じながら、そのままゆっくりと呼吸し、
20秒数えてください。
*開脚が90°未満の方は、股関節だけでなく、仙腸関節
も固くなって、動きづらくなっていると思われます。仙腸関
節がしっかり開閉すると腰の内部の血液や神経がリフレッ
シュして、腰に力が充実して、自然に腰が強くなります。
経絡としては、「腎経」を刺激します。腎臓や副腎に良い
ポーズです。
両足をおしりの幅だけ開いて、その間におしりを落として
座る「割り座」の形になります。この時足首が痛い人は、タ
オルなどを折りたたんで床との間にはさむのもよいでしょう。
次に、後ろに手をついて、上体を静かに後方に倒します。
肘をつきながらさらに倒していき、最後には床の上に背中
や頭をつけて完全に倒れます。腕は、肘を曲げず耳のすぐ
そばで、まっすぐに伸ばします。ふとももの前側やおなかが
伸びることを感じながら、そのままゆっくりと呼吸し、この体
操は60秒数えてください。
腰を痛めている方は行なうと逆効果となり、よけい痛めて
しまうことがありますので、けっして無理をしないでください。
身体が固くて後ろに反れない方は、片足づつ1分間行なって
もかまいません。ふとともの前の部分はしっかり伸びでいる
ことを感じながら行なってください。
*両手を伸ばしてゆっくり深呼吸すれば、副交感神経が刺
激され、身体も心も安定するでしょう。背骨が自然に矯正
され、ストレスも解消される安眠体操です。経絡としては
「胃経」を刺激します。胃や消化器に良いポーズです。
以下に書いております第1、第2、第3体操を各20秒で20秒×3で1分、これを
もう一度繰り返して2分、最後に第4体操を1分行い、正味3分となります。
最低、朝と夜の2回、毎日行なうことをおすすめします。朝は身体を目覚めさせる
刺激を与えるつもりで、軽めに。夜はお風呂上りなどの血行がよくなっている時に
しっかりと行なうのがよいでしょう。決して無理は禁物です。ゆったりと楽な気持ち
で筋肉をほぐすつもりで取り組んでください。








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