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インド神様図鑑 ガネーシャ

siva ガネーシャ Ganesa、Ganapathi 

日本名:観喜天、聖天
役割:学問・財産・富の神様
属性:土着神 :シヴァ
持物:三叉戟など

シヴァの息子とされる。頭がぞうさんで、乗り物はネズミ。
富を司る現世利益の神様として、または学問の神様として祀られているのだ。 特にお仕事やお金に関してはありがたい神様。

日本では歓喜天、聖天っていって、ちょっとエッチな意味を含む神様になる。 ガネーシャ様が2体、抱き合っている姿で表現されるんだけどね。 男女合一とかってかんじらしいな。 秘仏らしい。

・ ガネーシャ様が生まれたわけ
.
シヴァ パールヴァティーは、自分に忠実な息子がほしいな、と思っていた。
ある日、シヴァが留守にしてるときに、体をこすってでたアカから一人の美少年を作りだした。印度版あかたろうですな。
自慢の息子を手に入れた彼女はさっそく彼に、
「あたしがお風呂入ってる間、門番してて。だれもいれちゃだめよ!」
と命令しておいた。

しばらくして、旦那のシヴァがうちにかえってきた。 そしたら、みたことない美少年が門番してて、部屋に入れてくれない。
ぶち切れたシヴァは
「おい、ここは俺のうちだって言ってるだろうがゴルア!」と 彼の首をはねた。
外の騒ぎをきいて出てきた奥さんはびっくり!ナント息子が殺されてる!!
「あなた!なんてことするの!!!ムキー!!!」


ぶち切れた奥さんの怒りはすぐにおさまらない。
怒った奥さんは戦争の女神だ。 旦那さんピンチ!
「じ、じゃあ、次にこの道を通りかかったやつの首をつけてやるから、な、もう怒るなよ、悪かったよ・・・」っとご機嫌取り。

とそこに、通りがかったのは運が悪い1匹のぞうさん。
息子には代わりにぞうさんの首をつけてあげて、生き返らせましたとさ。
めでたしめでたし。(・・・めでたいか?)

・ なぜか片方の牙がおれているのだ
.
シヴァリンガ

よーくみたらわかるんだけど、ガネーシャ様の牙は、かたっぽが折れてる。

ガネーシャ様が酔っぱらって夜道をあるいてた時に、 足下ふらついて転んじまって牙を片方折ってしまった。
それを夜空の月が一部始終見てて、大笑いしたんだ。
笑われたガネーシャ様はすごく恥ずかしくて怒って

「なんじゃおまえ月の分際で偉そうに!」

って 怒って牙を投げつけたってはなし。
それからお月様は、満ち欠けするようになったとさ。めでたしめでたし。
・・・これもなんだかめでたくないなあ。


・ ダンスをするガネーシャ様。楽しそうである。
.
シヴァ・ニーラカンタ

踊っているガネーシャもよく描かれる図柄。
これは、踊りの神様でもあるシヴァ。パパのまねだね。
シヴァ・ナタラージャと同様のポーズをとってキメている。

ガネーシャもまた、土着の神様がヒンドゥー教に取り入れられたものらしい。
南印度では特に、ガネーシャ祭りが盛んなところがある。

もともと土着の神様を、息子とか娘とか奥さんとかにして、ヒンドゥー教としてメインの神様と関連づけて何でもありにしてしまうところはいかにも印度らしい。


・ こう見えても学問の神様なのだ
.
シヴァ・ニーラカンタ

ガネーシャ様はこう見えても、学問の神様だったりします。
頭の良さはピカイチ。
印度には、「マハーバーラタ」というとても壮大な叙事詩があるのですが
その叙事詩を書き上げたのは実はこのガネーシャ様だそうです。

日本では商売の神様としてよく印度料理店や店の前にガネーシャ様の像がおいてあったりしますが、ガネーシャ様の御利益は商売繁盛だけではなくオールマイティーなんですねー。

 


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