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ホーム 犬のページ 外耳炎の話 その1
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外耳炎について

   
その1
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犬の外耳炎というと、一般的にはなかなか完治しない病気、あるいは繰り返す病気というイメージがあるようです。

本当にそうなのでしょうか?

外耳炎を、耳だけで起こる耳の病気、というように捉えてしまうと、いつまでも治らないだろうと私は考えています。

しかし、外耳炎を、全身の不具合で起こる病気の一部として捉えると、実に明快に答えが出てきます。

全身の不具合といっても、元気が無いとか、食欲が無いとか、そういう症状は全く見られませんから、殆どの方にはピンと来ないと思います。


また、それをアトピーと言ってしまうつもりもありません。

私の言う、全身の不具合というのは、病気と言うほどではないけれど、ほんの少し調子が悪く、体中にその症状が少しずつ出ている状態を言っています。

そして、外耳炎は、その不具合のうちのほんの一つの症状にすぎないのです。
この、少し調子が悪いというところを、的確に探し出して治す事が出来れば、殆どの外耳炎は完治してしまうと私は考えています。

よく耳の中に、マラセチアという酵母菌が見られることがあります。
多くの場合このマラセチアが検出されると、それが外耳炎の原因として捉えられることが多いようです。

しかし、皮膚病学会の中では、マラセチアは耳に病気を起こそうとして入ったわけではなく、むしろ耳に誘われて入ってしまったと考えられています。
つまり、マラセチアは原因ではなく二次感染と考えられています。

従って、マラセチアを排除するには、まず、おおもとの病気を治療する事から始めなければなりません。
逆に、おおもとの原因をそのままにしておきながらマラセチアをやっつけようとしても、少しの間は良くなったとしても、すぐにまた入ってきて悪くなってしまうのです。


これが、マラセチア性外耳炎が再発を繰り返す本当の理由だと考えられています。
ですから、全身の状態をよく観察して、どこに異常があるかを確かめて、全体を正常に戻すことが何よりも大切なのです。


では、実際には、どの辺りを見ればよいのでしょうか。
それを、少しずつひも解いていきましょう。




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